スサノオ製作記「ハンドパーツ精密化」 このエントリーをはてなブックマークに追加

スサノオ製作、今回はハンドパーツ
オリジナル要素が続く中で今回は割と基本的な技術
…つまり地味です;
スサノオ 製作9 トップ


まずは握り拳、武器保持用のハンドパーツから
スサノオ 製作9 拳切断1
まずはプラのこで指部分を切断します

スサノオ 製作9 拳切断2
断面はヤスリ掛けでならしておきます

スサノオ 製作9 拳切断3スサノオ 製作9 拳切断4
続いて、ハセガワのモデリングソーで溝を彫ります
分類としてはエッチング製のノコギリですが、ここでは切るというより彫る感じに使います
プラのこよりも断面が細く、だいたい0.1mmほどの溝になります

スサノオ 製作9 拳切断5
彫った溝はこんな感じ
タガネや、ラインチゼルで彫ってもいいのですが、
モデリングソーを使うことで直線的な溝を彫れるというメリットがあります

続いては指先
スサノオ 製作9 拳切断6スサノオ 製作9 拳切断7
指先は貫通するまで切ってしまいます

スサノオ 製作9 拳切断8
んで、こんな感じに

スサノオ 製作9 拳切断9
細かな溝の幅や毛羽立ちはヤスリ掛けで処理します

続いてはプラのこで削った関節を追加していきます
スサノオ 製作9 拳関節1スサノオ 製作9 拳関節2
関節に使うプラ材はなんでもいいのですが…
スサノオの関節には2mmのプラ角棒が最適でした
具体的には2mmの正方形を、長さ(厚さ1)mmに切りだします(長さはやや長めに)

切断にはモデリングソーを使っていますが、一応、ナイフでも切断できます
ですが、
スサノオ 製作9 拳関節3
左:モデリングソー、右:ナイフでの断面
以前、モデラーズナイフのレビューで「切り出す厚みは1mmまで」と記述しましたが、
2mm以上のものになると、プラが途中で折れて断面が汚くなってしまいます
(とはいえ、今回は後で調整するので大丈夫だったりもしますが;)

スサノオ 製作9 拳関節4
指の関節分、同じものを4つ用意します

スサノオ 製作9 拳関節5スサノオ 製作9 拳関節6
続いて正方形の角を少し落としておきます
こちらも同じものを4つ用意します

スサノオ 製作9 拳関節7
先ほど溝掘りした指に接着していきます
ちなみに今回接着に使用するのは全て流し込みタイプのプラセメントです

スサノオ 製作9 拳関節8
接着すると、見ての通りガタガタです
硬化後にこちらを揃えます

スサノオ 製作9 拳関節9スサノオ 製作9 拳関節10
ヤスリ掛けで一直線になるようにします
このため、最初のプラ材の切り出しはそれほど神経質にならずとも、1mm以上であれば大丈夫です

スサノオ 製作9 拳関節11
手の甲と組み合わせたときにぴったりとくっつくようにします

手の甲のトゲは黒い瞬間接着剤を使って、とがらせています(やり方はこちら)
続いてはその手の甲にリベットを追加していきます
スサノオ 製作9 手の甲3
リベットに使うのはこちらのエバーグリーンの0.5mmプラ棒
事前に先端を好みの形に整えておきましょう(画像は丸型)

スサノオ 製作9 手の甲1スサノオ 製作9 手の甲2
まずはリベットを取り付ける部分をピンバイスで開口します
開口時はピンバイスがパーツに対して垂直になるようにします
プラ棒の直径は0.5mmのはずなのですが…、正確に測ると0.6mmでした
ですので、開口部は0.6mmです

スサノオ 製作9 手の甲4
先ほど整形したプラ棒を裏から突き刺します
先っちょをちょこんと出します(出す大きさはお好みで

スサノオ 製作9 手の甲5スサノオ 製作9 手の甲6
裏からプラセメントを流し込み、接着
ある程度固定したらニッパーで余分な部分を切り取ります
見えなくなる部分ですので、切り出しは適当です

スサノオ 製作9 手の甲7
手の甲が完成したところで指同士を接着します
元の手の甲に合わせるよりも、指同士を合わせる方が調整がしやすいです

スサノオ 製作9 手の甲8
完成形はこんな感じ


続いては平手
スサノオ 製作9 平手切断1スサノオ 製作9 平手切断2
マスラオに付属する平手は右手と左手で形が違います
左手が指先を伸ばした形状であるのに対し、右手はやや掴むような形状になっています
今回は左手を右手の形状と同じ様に掴む様な形にしています

スサノオ 製作9 平手切断3
まずはモデリングソーで指先を切断していきます
拳の方は関節を削り取るためにプラのこを使っていますが、
平手はより損失を少なくするために薄刃のものを使用しています

スサノオ 製作9 平手切断4スサノオ 製作9 平手切断5
平手は指ごとにばらしてしまいます
こちらも切断はモデリングソー
ちなみに右手はこの状態でパーティングラインの処理などをし、精密化しています

スサノオ 製作9 平手切断6
人差し指は関節ごとに切断します
ちなみに親指はほぼそのまま、角度のみを調整し、再接着しています

スサノオ 製作9 平手指1
右手と比べながら1mmや0.5mmのプラ板などを貼り、長さ調整します
こちらの作業は中指も共通です

スサノオ 製作9 平手指2
小指と薬指は関節を切り出し、ヤスリ掛けで調整し…
スサノオ 製作9 平手指3
くにっと、曲げて接着します
少々荒っぽいですが、後の調整で荒さは修正できます

スサノオ 製作9 平手指4
まずばらして接着…、とするとわけがわからなくなるので、指ごとに加工していきます
接着剤の硬化待ちは指ごとに小分けしておきましょう

スサノオ 製作9 平手指5
成形するとこうなります

各指の調整がしやすいように、接着はまとめて行います
スサノオ 製作9 平手指6スサノオ 製作9 平手指7
手の平に接着するとこんな感じ
右手と全く同じとはいかないのですが、だいたい同じ雰囲気に

スサノオ 製作9 平手指8
手の甲は握り手同様にトゲをシャープ化、リベットの埋め込みを行っています

なお、最終調整として指先を黒い瞬間接着剤で延長したり、削り込んだりしています

スサノオ 製作9 ラスト
スサノオに組み合わせるとこんな感じです

ハンドパーツの精密化…、いうほど精密にはなっていないんですよね(汗
ディティールアップはやりだすときりがないので武器の保持なども考え、今回はこの程度に
いずれはさらなるディティールアップもしてみたいと思います

スサノオは甲冑の様なデザインで、下手にパーツを追加すると“らしさ”を損なう気がするので…
こういった関節をディティールアップすることで精密感を出しています
手は割と目につくパーツですしね

次回
頭部形状

「上半身、終わる」


ちょっとだけツールレビュー…
ハセガワのモデリングソーは「エッチングソー」といわれる種類のプラ用のこぎりです
ハセガワ以外にもタミヤやコトブキヤ製のものもあり、様々な形状のものがあります
一応、自分が使っているもののアマゾンリンクを貼っておきますが、
ぜひともお近くの模型店で見比べて、自分が使いやすそうなものをお求めください
関連記事
[ 2012/06/20 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(2)

36: 電波の缶詰 (2012/06/24 23:53)

凄いですね・・・
他の記事も読みましたけど技術力高い!とても参考になります!
また見に来ますね。後、指の皮剥けて痛そうです・・・。

37: つくる人 Re: (2012/06/25 02:11)

技術は緩やかに向上中ですが…、自分なんてまだまだです
ていうか照れます(笑)

指の皮…、さして痛くはないんですがね;
プラモ関係ないんですけど、癖で剥いちゃうんですよ(汗

他のテクもそうなんですが、ハンドパーツは一見難しそうに見えて、やってみると意外と出来てしまうんです
知識と道具さえあれば結構簡単ですので、ぜひ挑戦して見てください!
今後ともよろしくお願いします

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