ダナジン製作記「グラデーション塗装編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ダナジン製作、続きましては塗装編
前回と同じくコンセプトは「楽して仕上げる」ことですが、同時に「有機的質感表現」でもあります
カラーリングは基本的に単色ですが、グラデーションにより質感を表現していきます
ダナジン 塗装1 トップ
グラデーションのサンプル
(※以下、Mr.カラー=Mr.、ガイアカラー=Gaと略)
製作記:改造編はこちら



今回は基本的にパーツごとの塗り分けは行わず、単色のグラデーションで仕上げますが、
ダナジン 工作1 事前塗装1
一部、アイセンサーとキャノンは事前塗装してシールマスキングします(詳しくはこちら
ちなみにグリーンメインでも目立つようにセンサーはメタリックブルーに
Mr.ブラック→GaExシルバー→クリアー(缶)→Mr.クリアブルー→クリアー(缶)で塗装

今回、ヤスリのスジを生かすために、傷を“埋めてしまう”サーフェイサーは使いません
その代わりに影となるカラーもかねて我が家のベースグレー(余った塗料をいろいろ混ぜた塗料)を使用
色としてはつや消し気味のミッドナイトブルー、あるいはガンダムカラーのMSグレーに近いです

ダナジン 塗装1 奥1ダナジン 塗装1 奥2
関節パーツは、こんな感じに手で持って関節を可動させながら塗装
かなり楽チンな塗り分け法ですが、どうしても手が汚れてしまうのがちと難点
パーツに指紋が付く様なことは意外とないです

ちなみに、このままマスキングテープや紙などを利用すれば後ハメなしでの塗り分けができます
合わせ目が消しにくかったり、後ハメ加工がしにくいパーツには有効なテクニックですが、
今回とは別の話

ではグラデ塗装に入ります(グラデーション塗装についてはこちらでも紹介してますので参考までに)
ダナジン 塗装1 グラデ1
関節と同じ様に、奥まった部分の影から塗装します
こういった奥まった部分へのエアブラシは、エア圧を0.05~0.08MPaくらいに下げてあげると、
色ノリが良く、塗料垂れも発生しにくくなります

ダナジン 塗装1 グラデ2
影を塗装した状態がこんな感じ

続いてメインカラーを塗装
ダナジン 塗装1 グラデ3
使用したカラーは余っていたガンダムカラーのMSグリーン(3)
今でいうガンダムカラーUG07のMSディープグリーン、ザクII用のグリーンです
影をどの程度残すかは、事前にサンプルを作って決めておきましょう

ダナジン 塗装1 グラデ4
続いてはハイライトとなるカラーを作ります
MSグリーン+Mr.イエロー+Gaピュアホワイト(1:1:1)、
白はなんでも良かったのですがたまたま手元にあったのがガイアカラーでしたので使用
グリーンにイエローを追加することで、青を抜いた感じのライトグリーンにしています

ダナジン 塗装1 グラデ5
ハイライトとなるカラーは先端や中心などの、光のあたる部分に塗装します
エアブラシでの塗装は筆と違いどこに色が乗るかわかりにくいので、
より明るい部分から吹き始め、影となる部分を追い詰めるように塗装するとやり易い気がします
ちなみにグレーは0.1MPa→グリーンは0.08MPa→ライトグリーンは0.05MPaと、
後半にいくにつれてエア圧を下げながら色を重ねています

ダナジン 塗装1 グラデ6
最終仕上げにMr.スモークグレーを全体に塗装
クリアカラー(クリアブラック)を塗装することで、よりスジやパネルラインが強調されます

ウォッシングでも似た様な事が出来るのですが、奥まった部分への影としても塗装したかったので、
スモークグレーを使用(前回、パキポキ割れてしまったので(汗)[参考]
また、グラデ塗装は部分的に塗膜が薄くなりがちですので、
何かしらを全面に塗装することで塗膜を保護する意味合いもあります

モモだとちょっとわかりにくいので、参考までに中央のパーツ
ダナジン 塗装1 サンプル1ダナジン 塗装1 サンプル2ダナジン 塗装1 サンプル3
影+下地→ハイライト→スモークグレー
Mr.スモークグレーは光沢ですので、コートすると生々しい感じになります
「これはこれで良いかな…」っと、かなり迷ったのですが、仕上げにつや消しコートします

ダナジン 塗装1 仕上げ1
コートはフラットベース・スタンダード+フラットベース・ラフ+Mr.スーパークリア(1:1:1)
単に余っていたというのあるのですが、
あらめ・ラフのフラットベース使うとなんとなく面白い質感になるので使用
つやとしては“つや消しよりの半光沢”くらいのつやです


最後はディティール塗装について
ダナジン 塗装1 細部1
あごバルカンは当初なくしてしまうつもりでしたが、
ダナジンのアイデンティティじゃね?と思いなおし、最後の最後に塗装することに
タミヤエナメルシルバー(筆塗り)→Mr.クリア(缶)→エナメルクリアブルー(筆塗り)→Mr.クリア(缶)っと、
やや反則な方法で重ね塗りしています
また、グラデ塗装の要領でつや消しコートを塗装し、光沢を残しています
ちなみに顔のグレーは数少ないグラデーションなしのパーツの一つ

ダナジン 塗装1 細部2
ハンドバルカンは数少ない機械要素としてMr.シルバーで筆塗り
全体の中で単色だとちょっとさみしかったので、Mr.クリアオレンジを使用して銃身の焼けを表現
何気に“焼け”を塗装したのは初めてだったりします

ダナジン 塗装1 細部3ダナジン 塗装1 細部4
銃身をシルバーにしたの合わせて、握り手の銃身もシルバーに
射撃時には先端がせり出してくるのだと解釈しています

また、指先は爪の様な硬質なイメージで、Mr.国鉄を筆塗りしています
こちらはグラデーションをかけていたりはしませんが、それがより硬質な印象を高めている気がします

ディティール塗装はだいたい筆塗り
筆で塗装するような場合にはヤスリのスジに沿って塗ると色ノリがいいです


そんなこんなでダナジン塗装、製作終了です

塗装にかけた時間は、乾燥時間を含めずですと4~5時間くらい
改造にかける時間も含めて10時間未満で出来る製作法です
(まぁキットの組み立てに3時間くらい費やしていますが(汗)

種々のテクニックを利用することで手早く仕上げる…、ある意味うちのブログらしい製作法
楽はしていますが、完成度は決して低くなく、「今までで最高傑作じゃないか?」と思っていたりします
…毎回、完成するたびに「最高傑作だ」と思ってますが(笑)

何気に余っていたザク用カラーが大活躍
ダナジンのカラーは限りなくザクに近い気がします
ベースグレーはともかく、ガンダムカラーも隠蔽力が高いのか、どのパーツにも一定の色で発色しました

ヤスリのスジを利用する塗装法としては、金属のヘアラインを表現するのに使ったりしますが、
グラデーションをかけてあげると、どことなく有機的な印象になります
とはいえ予想よりミリタリーチックなカラーリングになりましたが(汗

次回 完成
「三つの運命が 歴史になる」


MSグリーン(4)ならそのままハイライトに使える気もします
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[ 2012/06/06 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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