スサノオ製作記「鞘スクラッチ」 このエントリーをはてなブックマークに追加

続きましてスサノオ製作、今回は刀の鞘(さや)を主にプラ板でスクラッチします
プラ板のスクラッチということで、以前の実験(プラ板の積層)を踏まえた実践編でもあります

ちなみに設定としてはサーベルに急速チャージが可能なコンデンサーです
スサノオ 製作6 トップ



まずは鞘の前にサーベルの方もいくらか加工したのでそちらから
スサノオ 工作6 刀1
刀はシャープ化に伴い刃を1mmのプラ角棒を使って延長
長刀は積層実験で出来た3mmプラ板を使って12.5mm延長
ちなみに刀の厚みは約2mmです
(延長の方法としては同じくスサノオ製作のこちらが参考になるかと)

スサノオ 工作6 刀2
シャープ化の方法についてはだいたいダブルオーのGNソードIIと同じです(00基本製作記「シャープ化編」)
最近はルーターの扱いに慣れてきたので、そちらも使ってガリガリやってます

スサノオ 工作6 刀3
大まかな完成形はこちら
もともと“つば”と柄を接続する仕組みでしたが、柄同士で接続する仕組みに変更
シャープ化と同時にサーベルの形状はより日本刀に近づけています

マスラオのサーベルを使ってまさに日本刀といった雰囲気にしても良かったのですが、
接続のギミックや、意匠性を考えてあまりいじらない方針に

スサノオ 工作6 刀4
合体した形状は両手持ちして自然かつ、構えが美しくなるように調整
「長刀の刀身=短刀の柄から剣先までの長さ」であったりと、意外と考えています

スサノオ 工作6 刀5
刀はサフ工作、ラッカーパテによる傷埋めまで行っています(サフ工作についてはこちらで)
鞘と刀は一刀一対の物なので、この段階でほぼ形状を完成させます

…っとまぁ刀だけでも細かく手を加えていますが、本筋は鞘のスクラッチですのであっさりと
詳しくは各種リンクを参考にしてみてください

では本編の鞘へ
スサノオ 工作6 鞘削り1
タミヤの1mmプラ板に、刀を当ててみながら大まかな形状を油性ペンで書き込みます
だいたい1mmくらいのクリアランスがある位置、…見ての通りとても大まかです

スサノオ 工作6 鞘削り2スサノオ 工作6 鞘削り3
適当な大きさにプラ板を切り出し、2枚のプラ板を瞬間接着剤で張り合わせます
こちらは削り作業が楽になるように仮合わせしているだけですので、
2か所ほど接着剤をつけておき、簡単に固定するだけの接着です

スサノオ 工作6 鞘削り4
合わせた状態で形状に合わせてカッターのこなどで荒く切り出します

スサノオ 工作6 鞘削り5
接着した状態であれば、2枚まとめてモーターツールでの削り出しも可能です
もちろんヤスリやナイフでの切削もいけます

スサノオ 工作6 鞘削り6
書き込んだ形状よりも、刀との合わせの方が重要です
刀を当ててみながら、この段階で形状を決定します

スサノオ 工作6 鞘削り7
削り出した形状はこのようになります
短刀も同様の方法で進めています

スサノオ 工作6 鞘削り8
形状が決定したら、プラ板の隙間にナイフを入れ、接着剤を切るようにプラ板を剥がします

スサノオ 工作6 鞘削り9スサノオ 工作6 鞘削り10
残った接着剤の跡はヤスリ掛けして削ってしまいます
こちらの作業は厚みを作る際の接着面の“ならし”にもなります

やや手間ですが、全く同じパーツを2枚作るよりもはるかに楽です
瞬間接着剤による仮合わせを行うことでより手軽に2パーツ作ることができます

続いて、刀を収納する厚みを作ります
スサノオのサーベルは厚みを測ってみると1.9mmでした
というわけでクリアランスや加工のしやすさを考え2mmの厚みを作ります
スサノオ 工作6 鞘貼り1
厚み作りのために1mmの角棒を流し込みタイプのプラセメントで接着します
1mmの角棒はある程度までなら曲げながら接着することができます

スサノオ 工作6 鞘貼り2スサノオ 工作6 鞘貼り3
接着剤で一部分ずつ固定して、ゆっくり曲げながら接着します
プラセメントを流し込んで数秒待てば曲げる作業へと移れます
(…改めて見てみると荒っぽいんだか繊細なんだかよくわかんない作業です;

スサノオ 工作6 鞘貼り4
ほぼ同様の作業を各辺、両面に行います
角棒に角棒を重ねて厚みを作ってもいいのですが、こちらの方がずれが少ない気がします
作業的にも角棒に角棒を貼るより、プラ板に角棒を貼る方が楽です

スサノオ 工作6 鞘貼り5スサノオ 工作6 鞘貼り6
一部を刀の形状に合わせて切り取ります
この切り取りが後に重要なポイントとなります

スサノオ 工作6 鞘貼り7スサノオ 工作6 鞘貼り8
反対側の面は鞘を合わせながら(接着後でもできます

スサノオ 工作6 鞘貼り9
鞘同士の接着は盛り上がりなどのない流し込みタイプのプラセメントで行います

スサノオ 工作6 鞘貼り10
貼り合わせて、刀と組み合わせた状態
先ほど切り取った部分で刀を鞘で挟み込み、固定させます

スサノオ 工作6 鞘貼り11
どうしても出来てしまう細かな隙間、段差はポリパテで埋めます

スサノオ 工作6 鞘貼り12スサノオ 工作6 鞘貼り13
最終調整として刀のつばの部分に合わせて、鞘の上部を切り取ります
ナイフで大まかな位置決めをして、カッターのこで切り取り、ヤスリで調整

スサノオ 工作6 鞘貼り14
最後に全体にヤスリ掛けして仕上げ
機械っぽく角張った形状にしようかとも思いましたが、鞘らしく角は丸く落としています
思いのほか精度が高く、収納状態で刀を持っても、鞘が落ちることはありません

続いてはスサノオ本体との接続部分
スサノオ 工作6 接続1
接続パーツを取り付ける部分にしるしをつけます
位置決めは相変わらず“勘”です
もともと刀にあった接続部分と同じに、また左右の鞘と同じになる様にはしています

スサノオ 工作6 接続2
位置決めした部分に3mmの穴をあけ、フレキシブルパイプ小を取り付けます
小はフレキシブルパイプ最小で保持力も小さいのですが、プラ工作にはこれで十分
接着はプラセメント流し込みです

本体との接続にはマスラオの足のGNドライブ可動パーツを使います
スサノオ 工作6 接続3スサノオ 工作6 接続4
加工に伴い可動をポリキャップ化
スサノオの股関節パーツを削り込み、3mmのプラ棒に差し替え(延長)
労力に見合った加工かどうかは微妙なところです(マスラオそのままでも良さそう)

スサノオ 工作6 接続5
元の接続ピンをフレキシブルパイプの接続ピンに差し変えます
こちらも接着は流し込みタイプのプラセメント

スサノオ 工作6 鞘完成1
スサノオに接続するとこうなります
各種可動によりポージングにはギリギリ邪魔にならないレベルです

スサノオ 工作6 鞘完成2
抜刀すれば後ろに回すことも可能です
GNドライブと同様に可動でうまく表情が付くんじゃないかな~っと

っと、ここで…、お気づきでしょうか?
刀の位置が左右逆です;;;
「グラハム用じゃないから~」なんて訳じゃありません
ただのミスです

というわけで反対側にもパイプを追加することに
スサノオ 工作6 鞘完成3
ちなみに紹介し忘れていたのですが、穴あけなど力の加わる作業をするときには、
鞘の中に2mmのプラ板なりを挟んで置くと作業が安定します

スサノオ 工作6 鞘完成4
そんなこんなで正式板がこちら
なんやかんやで右利き、左利き両対応の機体となりました

せっかくなのでこれを生かしたギミックを追加
スサノオ 工作6 鞘完成5
2mmの軸を差し込むことで片側に2本治めることが可能になりました
この記事のトップがこの状態ですね

スサノオ 工作6 鞘完成6
さらにリード線を差し込むことでこんなポージングが可能に
何か意味があるのかはわかりません

そんなこんなで鞘スクラッチ終了です
…転んでもただでは起きないつくる人です(笑)

特に図面などを引かずともある程度の精度でスクラッチできます
逆に図面がないから精度が出るのかとも個人的には思います

次回
胴体・GNコンデンサ

「デザインとギミック」

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[ 2012/05/20 00:30 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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