天玉鎧炎鳳製作記「目の塗装」 このエントリーをはてなブックマークに追加

炎鳳製作、今回は目を書きます
BB戦士をこだわって作るなら避けては通れない目、
絵の書けないつくる人が小手先のテクニックで目を描いていきます
エンホウ スミ入れ トップ
今回描くのはこちらのシーンから
曹丕の武具を奪って「ドヤァ」って決めたシーンですね



今回は失敗も含みます
やり直しは別の方法で行っているので、そのまま二種類の方法を紹介します
エンホウ 目 下地1
まずは下地にMr.カラークールホワイトを塗装
光沢の白であれば何でもOKです

エンホウ 目 下地2
付属の目のシールを利用してマスキングテープに枠を書きます

エンホウ 目 下地3
シールを剥がして瞳を書きます

エンホウ 目 下地4エンホウ 目 下地5
瞳の部分を切り出します
瞳の大きさを確認するためだけの作業ですので、
枠を書く作業は省いてもいいです

エンホウ 目 下地6
先ほど白く塗ったパーツに貼ってみます
このシールで瞳の位置決定をします

エンホウ 目 下地8
不安な場合は頭のパーツに取り付けてみましょう

以前の曹操の目はこの方法で書いています
この後上からグリーンの部分を塗装するのですが…
油性ペンが気になってアルコールで拭いたら下地の白を溶かしてしまいました(汗
エナメルや水性溶剤なら問題なかったんですかね

下書きに使った油性ペンはエアブラシ塗装の際に僅かに干渉してしまいます
二度塗りすれば問題ないのですが…
ないに越したことはないのでもう一つの方法を紹介


エンホウ 目 白目3
まずは方眼紙に枠を書きます

エンホウ 目 白目1エンホウ 目 白目2
方法は何でもいいのですが黒ぶちを切り取ったマスキングシールを使っています
マスキングシールについては前回参照

エンホウ 目 白目4
方眼紙に瞳を書きます

エンホウ 目 白目5エンホウ 目 白目6
マスキングテープを貼って切り出します

エンホウ 目 白目7
剥がすのはちょっと大変

エンホウ 目 白目8
貼ります
白目の位置決定が非常に重要です

エンホウ 目 塗装1
マスキングの位置が決まったら周りのグリーンを塗装します
グリーンはMr.カラー蛍光グリーン+Mr.カラーグリーン(3:1)でエアブラシ

下地のグリーンを先に塗装し、白目を筆塗り…としてもいいのですが、
白は下地が干渉しやすく、筆塗りには少々不向きです
もとい、一発で眼がかける様な絵のテクニックはつくる人にありません(汗
絵が得意な人は筆塗りでもいいかもしれません

エンホウ 目 塗装2
全体のつやを光沢にしておくためと、マスキングの階層をなめらかにするため、
この時点で一度クリアカラーでコートしておきます


続いて、細かい作業に入ります
エンオウ 目 塗装3
タミヤのエナメルフラットブラックを筆塗りします
エナメルはラッカーに干渉しないので上塗りに最適です
(詳しくは基本製作の筆塗りを参照、エナメル塗料についてはスミ入れの冒頭を参照)

エンホウ 目 塗装4
拭き取りも筆で行うとやり易いです
修正がしやすいように、まずは中心の瞳、その後に外枠、という手順を踏みます

エンホウ 目 塗装5
黒目はこんな感じに
絵についてはあまり詳しくはないのですが…
黒目(瞳孔)は白目の中心にあるというのは守った方がいいと思います
この点からも白目の位置決定が非常に重要ですね

この時点で指触乾燥まで、30分から1時間程度乾燥させます
エンホウ 目 塗装6
続いて、外枠
まずは境目の部分をなぞるように、細く線を引いていきます
そこからちょっとずつ乾燥させながら、よれをなくすように線を太く濃くしていきます

エンホウ 目 塗装7
仕上がりはこんな感じ

エンホウ 目 塗装8
この段階でもう一度クリアーコートしておきます
なんのためかというと念のため

このときのスプレーはエナメルを溶かさないように少し離し気味に、
20cm~25cmくらいからスプレーします(エアブラシですと15cm~20cmくらいでしょうか

続いては全体の黒ぶち
エンホウ 目 塗装9
黒ぶちを切った目のシールを使って、シールマスキングします
(先ほど方眼紙に貼った物と同じシール)

エンホウ 目 塗装10エンホウ 目 塗装11
Mr.カラーブラックを塗装し、シールを剥がします
黒ぶちは瞳と同じ流れでエナメル塗装してもいいのですが、
こちらの方がよりシャープに、より手軽にできます
ちなみに前回の曹操の目はエナメルで塗装しています
筆塗りの方が味がある様な気もします


続いてはちょっとこだわりの領域
エンホウ 目 研ぎ1
目をアップで見てみると、筆塗りやら何やらと重ねたために凹凸があります
光沢仕上げをするとその凹凸も目立ってしまうため、
ここからはその凹凸をなくしていきます

エンホウ 目 研ぎ2
まずはスプレーを30cmくらい離して“砂吹き”といわれる塗装をします
距離をとることで溶剤をを乾燥させながら顔料を均一に付着させることができ、
下地の干渉を防ぎながら厚く塗装することができます
この段階では表面が細かい凸凹で覆われています
(ちなみに“梨地”といわれる状態で、この状態を利用した質感表現もます

エンホウ 目 研ぎ3エンホウ 目 研ぎ4
そこからさらに一層→二層とクリアカラーを重ね塗りすることで、クリアー層を厚くしていきます
この時点で、凸凹の階層はほとんど目立たなくっています

ここから研ぎ出しを行うのですが、それまでの間しっかりと乾燥させます
カラーの重ね塗りは指触乾燥程度でいいのですが、ヤスリ掛けの前には出来るだけ完全乾燥させます
とはいえそんなに待てない(性格;)ので…、最低でも1日(24時間)くらいは乾燥させましょう

(参考)指触乾燥と完全乾燥について
「指触乾燥」とは文字通り指で触っても平気な状態です。強く触ると後が残る場合もあります。
こちらの乾燥時間は溶剤分にもよりますが、30~1時間くらいです。
この状態まで乾燥すれば、多少は下地の影響も受けますが重ね塗りが可能です。
ラッカーが完全乾燥するのは約1週間、あるいは1ヶ月以上ともいわれています。
ここでの「完全乾燥」とは文字通りラッカー溶剤が完全に抜けることをいいます。
わかりやすい目安では“溶剤の匂いが全くしなくなるまで”です

エンホウ 目 研ぎ5
1500番のペーパーでヤスリ掛け
台紙にはスポンジの様な柔らかいものを貼りつけておきましょう
(画像はスポンジタイプの両面テープを使用)

エンホウ 目 研ぎ6
ヤスリ掛けにより階層がなくなり平面になります
全体的にマットな質感になれば研ぎ出しは完了です

エンホウ 目 研ぎ7
仕上げにクリアーでコートします
今回は光沢仕上げですが、つや消しに仕上げるならこの時点でつや消しコートを

エンホウ 目 研ぎ8
仕上がりはこんな感じ
…正面から見ると少々不安になります
ちなみにピンが塗装により太くなっているので、削って調整しています

エンホウ 目 研ぎ9
取りつけて横から見ればさほど違和感はないかな~…っと
解釈してます(汗

目の塗装については以上です
どんなもんでしょうか?
とりあえずつくる人の絵の下手さは伝わった気がします(汗

左目がちょっと右に寄ってしまっているんですよね…
テクニック的に間違いはないはずですが、白目の位置決定の重要性を痛感しました
個人的には書き方そのものを紹介できたので満足しています(笑)

次回を待て!



エンホウ 目 研ぎ10
ちなみに今回で丁度でスプレーを使いきったので、
こんな方法で塗料を出しきっています

ノズルに曲がるストローをテープで取り付け、塗装皿に吹き出します
少々、蛇足になりますが参考までに
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質問、リクエスト募集中!
[ 2012/05/03 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(2)

255: F天空 (2015/08/27 20:04)

すげえ・・・
参考になるようなハイレベルでまねできないような・・・・

256: つくる人 (2015/08/27 21:30)

失敗しちゃってるんですけね(汗
最悪の場合上からシール貼っちゃえばいいので、試しにやってみるのもいいもんですよ

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