楽しい実験「エアブラシメンテナンス」 このエントリーをはてなブックマークに追加

楽しい実験シリーズ第二弾、第二弾にしてすでに実験ではないのですが…(汗
エアブラシのメンテナンスについてです

以前、基本製作記で基本的な洗浄法は紹介しましたが、
もう少し徹底的な洗浄法、メンテナンス法について紹介します
実験 エアブラシメンテ トップ
↑ここ最近の愛機「プロコンBOY WA ダブルアクション」を例に紹介


洗浄

基本的な洗浄
まずは前回のおさらいから

1.実験 エアメンテ 基本1
ニードルキャップはあらかじめ外して
薄め液に漬け込みます


実験 エアメンテ 基本22.
塗料カップの2,3分目まで薄め液を入れます


実験 エアメンテ 基本3実験 エアメンテ 基本4
3.紙コップなどに吹き出し、ノズルを押さえ“うがい”をします

実験 エアメンテ 基本5実験 エアメンテ 基本6
4.3.”を繰り返し、溶剤を捨て、塗料カップをふき取ります

1.4.を繰り返せば、基本的な洗浄は完了です
ここから徹底的な洗浄に入ります


徹底洗浄
まずはニードルを外す作業から
普段の洗浄からニードルを外している方もいらっしゃるとは思いますが…
エアブラシの説明書には「ニードルは絶対に引き抜かないで下さい。」と明記されています
セルフメンテナンスの領域ですので実行は自己判断でお願います

実験 エアメンテ メンテ1まずは本体後ろのカバーを外します


実験 エアメンテ メンテ2実験 エアメンテ メンテ3
ニードルチャックネジを緩め、ニードルを引き抜きます
このときニードルが曲がってしまわないよう真っ直ぐに引き抜きます

実験 エアメンテ メンテ4実験 エアメンテ メンテ5
ニードルをついた汚れを、溶剤を含ませたティッシュなどで拭き取ります
「ニードルを引き抜いてはいけない」と取扱説明書に記載されているのは、
ニードルの先端が非常に繊細で、曲がってしまいやすいためです
先端の拭き取りには細心の注意を払いましょう

続いては先端のノズルを洗浄していきます
実験 エアメンテ 洗浄1実験 エアメンテ 洗浄2
ノズルキャップを外します
外しにくい場合にはペンチ(画像は100円のもの)を使用して緩めますが、
基本的には手で回して外します

実験 エアメンテ 洗浄3ニードルキャップと同様、溶剤に漬け込みます


続いて、中の塗料ノズルを外します
実験 エアメンテ 洗浄4実験 エアメンテ 洗浄5
付属のノズルレンチで緩め、キャップと同様に手で回して外します
ニードルと同じくらい繊細なパーツが、この塗料ノズルです
取り扱いには十分に注意しましょう

実験 エアメンテ 洗浄6こちらも溶剤に漬け込みます
非常に小さいパーツですので、
ピンセットがあると扱いやすいです



続いて本体の洗浄へ
実験 エアメンテ 洗浄7実験 エアメンテ 洗浄8
ティッシュで“こより”を作り、塗料ノズルを外した部分をふき取ります

実験 エアメンテ 洗浄9実験 エアメンテ 洗浄10
塗料カップから溶剤を流し入れ、綿棒などで中をふき取ります
普段はニードルに隠れている部分にまで手が届くので、
より徹底的な洗浄ができます

実験 エアメンテ メンテ6また溶剤を流し入れる際には、本体をピストン側に傾けてはいけません
普段はニードルがふたの役割を果たしますが、
ニードルがないとピストン部分に溶剤が流れ込んでしまいます



実験 エアメンテ 洗浄11漬け込んだノズルキャップは綿棒で拭き取ります


実験 エアメンテ 洗浄12塗料ノズルは“こより”を使って拭きとります
重ねていいますが塗料ノズルは繊細ですので、
あまり硬いものは使わないように


実験 エアメンテ 洗浄13組み立ては手で行います
基本的にきつく締める必要はなく、
特に塗装ノズルはねじ切れてしまう恐れがあります


実験 エアメンテ 洗浄14実験 エアメンテ 洗浄15
この辺りは普段の洗浄でやる部分ですが…
ニードルキャップやカップふたの拭き取りも忘れずに

実験 エアメンテ 洗浄16ちなみに、なんですが
洗浄に使ったティッシュや綿棒は
全て紙コップに入れています
漬け込みに使った溶剤もまとめて捨てられるので
参考までに



メンテナンス

続いてはメンテナンス
実験 エアメンテ 分解1まずはこちらの部分を分解します


実験 エアメンテ 分解2実験 エアメンテ 分解3
ノズルキャップなどと同じ様に、ペンチで緩めて、手で回して外します

実験 エアメンテ 分解9後部にあるニードルケースもばらします


実験 エアメンテ 分解17基本的に汚れる様な部分ではないのですが、
汚れがある様な場合には内部の拭きとりを


実験 エアメンテ 分解10押しボタンの下にはピストンがあります
摩耗機会の一番多い部品ですので、
時折、こちらのパーツにはメンテナンスが必要になります


実験 エアメンテ 分解12実験 エアメンテ 分解13
つまようじ等で下から押してあげると、ピストンが出てきます

実験 エアメンテ 分解14実験 エアメンテ 分解15
少量のグリス(機械油)をつまようじに取り、ピストンに塗ります

実験 エアメンテ 分解16本体側にも塗っておきましょう



基本的にはピストンだけでいいのですが、もう一か所
実験 エアメンテ 分解4こちらのパーツにもグリスを塗ります


実験 エアメンテ 分解6実験 エアメンテ 分解7
綿棒でグリスを塗り、押し込むようにして、円滑化します

実験 エアメンテ 分解8こんな感じに
油でベタベタにならないようにします


押しボタンの戻りが悪くなったと感じたら、上記2つの部分のメンテナンスを行いましょう

実験 エアメンテ 分解11ちなみにこちらにもグリスを塗る部分があります
ストッパーの周りが悪くなった場合にはこちらにもグリスを


全てのメンテナンスが終わったら、また組みたてていきます

実験 エアメンテ 分解18ちなみに押しボタンには前後があります
へこみがある方が後部になります


実験 エアメンテ ラスト
メンテナンス完了です
塗料が逆流してしまったような場合には分解洗浄が必要になるので、
その場合にも参考にして下さい


エアブラシは決して安いものではないので…
定期的なメンテナンスで長く使っていきましょう

グリスは昔ミニ四駆作った時に余ってた奴を使っています
調べたら別売りもしてたんで参考までに

メンテナンスの頻度は使用機会によって人それぞれでしょうが…
個人的には一年に一回するかしないかくらいですね
一機作るごとに徹底洗浄はするようにしてしますが、大抵ちゃちゃっと流すくらいです

どこが“実験”なんだろうか、とも思いますが…
作例を伴わないのでこちらのカテゴリに
強いていえば実験的に画像のフロートを使ってみました(汗
見やすいのか見にくいのか正直わからないので感想をいって頂けるとありがたいです

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質問、リクエスト募集中!
[ 2012/04/23 00:00 ] 楽しい実験シリーズ | TB(0) | CM(2)

263: ghostnote727 ありがとうございました!大変参考になりました!! (2015/11/14 14:41)

こんにちは!
お初です。

私めは専ら鉄道模型の塗装&ウェザリングです。
が、愛機がプロコンBOY WAなんですね。

しばらく使用してきたんですが、まさしくニードルの先端部分とトリガーのピストン部分
のメンテナンスを悩んでいました。

こちらを参考にばっちり(古っ)綺麗にすることが出来ました!!
とても参考になりました。
ありがとうございました。

PS フロート、画像が多い時便利ですね!
  とても見やすかったですよ!(的確な説明が良かったです。)

264: つくる人 Re: ありがとうございました!大変参考になりました!! (2015/11/15 00:07)

ghostnote727さん
記事がばっちりお役にたったようで何よりです。

この記事は自分がエアブラシのメンテ中に壊してしまった経験から「どの部分のどのパーツか」がすぐにわかるように画像を多めにして、それが逆に「画像ばかりで読みにくい」という試行錯誤の上でフロートを使ったりと編集には苦労した記事でした。

「見やすい」といっていただけるととてもうれしいです。

愛機を長く大切にしてくださいね。

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