ブレイヴ製作記「ウォッシング塗装」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ブレイヴ製作記、今回はウォッシング塗装です
ウォッシングとは広い意味では薄めの塗料で塗装すること全般を指しますが
多くは塗装後の拭き取りまでを含む塗装法のことです

初めて挑戦する塗装法ゆえ…、多分に失敗を含みます
その点を踏まえて注意点も紹介していきます
ブレイヴ 塗装2 トップ
↑ウォッシング途中、墨入れ塗装後のさらし首です



まずはウォッシングの基本から
ブレイブ 塗装2 基本1
今回使用するのはタミヤのフラットブラック
エナメル塗料2に対して薄め液3くらいに薄めます
筆で塗ってもギリギリ垂れない程度で、感覚的にはエアブラシ用くらいです

ブレイブ 塗装2 基本2
筆で薄く全体に伸ばす様に塗装します
塗料が一か所に溜まってしまわないように注意しましょう

[参考]スミ入れと墨入れ
ちなみに自分はこの塗装作業自体を「墨入れ塗装」と呼称しています
モールドに塗装する「スミ入れ」とは区別しているので参考までに
(こちらのスミには“隅”の意味もあると思いますので)


ブレイブ 塗装2 基本3
乾燥後(約1時間後)、エナメル溶剤を含ませたティッシュなどで拭き取ります
水が流れる方向、光の当たり方などを意識して、ややスジが残るようにします

ブレイブ 塗装2 基本4
ウォッシング塗装後(左)、塗装前(右)との比較
拭き取っても微妙に質感が変わります
独特な黒い曇りを作り、“生っぽさ”を消します

ブレイブ 塗装2 基本5
ちなみにその性質上、下地のつやによって質感が変わります
画像中央がそのままのベースグレー、左がつや消し、右が光沢でのウォッシング後のものです
つや消しの場合、効果が強く出ますが、光沢では拭き取ってしまうとほとんど変化がありません
今回のブレイヴのカラーの場合は光沢よりの半光沢くらいのつやです


では実践へ
ブレイブ 塗装2 実践1
前述の通りに薄めた塗料を、全体にバーっと塗ってしまいます
“墨”が溜まってしまったり、接続ピンに流れ込んでしまわないように注意しましょう

ブレイブ 塗装2 実践3
拭き取りはある程度組んだ状態で行うと調整がしやすいです
ただし、墨入れ塗装の時点ではばらしておいた方が無難です

ブレイブ 塗装2 実践2
細かいところは綿棒で拭き取っていきます
今回はあえて拭きとらない部分を作って、影を演出してします


そんなこんなで…
ブレイブ 塗装2 割れ1
割れました(汗
シャドウがてらに裏面にまで墨を流し込んだ結果、
ダボにまでエナメル塗料が流れ込み、パーツをもろくしてしまいました

エナメル溶剤にはプラをもろくする性質があり、
大量に使用すると画像の様に割れてしまいます

一度に大量に塗ろうとせず、薄く延ばして、乾燥させながら塗装しましょう
墨入れ塗装自体はふき取りで修正できるので、筆入れは慎重に

ブレイブ 塗装2 割れ2
膝のアーマーもぽっきり逝きました
なぜか足ばっかです

足は画像の状態まで組んでから墨入れしました
結果、合わせ目に塗料が流れ込みダボをもろくしてしまったようです

また、「塗料2に対して溶剤3くらいに薄める」と前述しましたが…
今回、色が濃い気がしたので、スミ入れに近いくらいまで薄めて使用しました
不用意な“垂れ”が発生しない程度を見極める必要がありますね
色を薄めたい場合には、クリアカラーを使うといいかもしれません

ウォッシング時の注意点として、
1.ダボに流れ込まないように注意する
2.圧力のかかる部分を減らすためパーツの組み立ては最小限にする

などに気をつける必要があります
とにかく割れそうな部分に流さない、もとい割れそうな部分を作らないようにしましょう


ブレイブ 塗装2 ラスト
組んでみるとこんな感じ

初挑戦のウォッシングでしたが…、
拭き取りは組んだ状態で行えるので調整には問題ないのですが、
墨入れ塗装の時点では何かと注意が必要ですね

事前の対策としては、
「仮組みの時点で最小限のピンのみにする」
「流れ込み防止のために、合わせ目消しが必要ない部分でも接着しておく」
などでしょうか
ガンプラ、もといスナップフィットへのウォッシングは何かと難易度が高い気がします

今回のブレイヴ製作では割れたパーツは接着剤で接着し、このまま強行します
…パーツが割れると同時に心が折れました(汗

筆を使って直線的な影を演出できる、という点でウォッシングは非常に効果的なのですが…
エナメル塗装の難しさを痛感しました
この経験を次に生かしたいものです

次回
ドライブラシ

「同じ失敗は二度しない」

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[ 2012/04/19 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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