00基本製作記「スミ入れ編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ダブルオー製作も終盤、スミ入れ編です
スミ入れ(墨入れ)とは、パネルラインなどのモールドを塗装することです
ペンタイプの物を使う場合もありますが、今回はエナメルカラーを使ったスミ入れを特集します
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画像はスミ入れのハイライト



基本的なスミ入れ

今回は全てタミヤのエナメルフラットカラーを使用しています
エナメルカラーは塗料の伸びが良く、ラッカー塗料を溶かすようなことがないので
塗装後の拭き取りが可能です
ただし、エナメル溶剤はプラを傷めますので、
全塗装せずにスミ入れする場合には、事前にコートしておきましょう

また、下地をつや消しで塗装していた場合、つや消しの性質上、塗料の伸びが悪くなり、
拭き取りもしにくくなるので、塗装後であってもクリアコートした方がいい場合もあります

塗装法
では実践へ
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スミ入れ用にエナメルカラーを5倍以上に薄めます。感覚的には墨汁くらいです

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モールド部分に塗料を含ませた筆をちょんと当てることで、塗料がスーっと伸びていきます
いきわたらなかった場合には、途中から追加でまたちょんと当てます
筆で“塗る”必要はありません

事前にスジボリをしておくことで、より滑らかに塗料が伸びます

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白は後に調色してグレー系の色を使いますが、
明るい色と暗い色の境目は、暗い色に合わせた方が自然な気がします

個人的にガンダムの顔の“へ”の字は排気ダクトだと解釈しているので、
銃口や、噴射ノズルと同じ様に黒色でスミ入れします

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乾燥後に、エナメル溶剤で湿らせた綿棒などで拭き取ります
乾燥前に拭き取ろうとすると、スミ入れした部分まで吸い取ってしまう場合があります

表面が乾いた状態(指触乾燥)であればいいので、乾燥時間は1時間ほどです
フラットカラーを使った場合、艶がなくなったら指触乾燥の状態といえます

拭き取りの際にあまり溶剤を含ませると、染み出してスミ入れ部分を消してしまう場合がありますので、
湿らせたくらいの状態で軽くこすってやると、きれいにスミ入れ部分が残ります

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完成するとこんな感じです
乾燥時間は5時間以上取りましょう

調色
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スミ入れも色ごとに調色します。画像はブルー+ブラック(1:1)
基本的に本体色+黒(1:1)のカラーでスミ入れします

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本体色が入ることでより自然な仕上がりになります

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赤部分はレッド+ブラック(1:1)、白部分はホワイト+ブルー+ブラック(2:1:1)でスミ入れしています
白系は、ほとんどわからないくらいがちょうどいいです

調色がめんどくさい場合には…

クリアカラーの「スモーク」を使うことで一通りに対応します
色が濃いと感じた場合にはクリアを入れてより明るくしましょう


00 スミ ラスト
スミ入れ完了です
色分けがはっきりとし、ディティールが強調されました

「アニメ的表現」と割り切るなら、黒一辺倒でスミ入れしても構わないのでしょうが…
やはりスミ入れもきちんと調色した方がより自然に仕上がります

次回は仕上げコートです

参考文献
ノモ研 増補改訂版 (ホビージャパンMOOK 227)(amazonリンク)
カンペキ塗装ガイドDX (電撃ホビーマガジンHOW TOシリーズ)(amazonリンク)
プラモつくろうCUSTOM Vol.5 機動戦士ガンダム08小隊 MS-07B-3 グフカスタム(YouTube)
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[ 2011/10/27 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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