00基本製作記「マスキング編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ダブルオー塗装編、今回はエアブラシ塗装には必須といってもいいマスキング塗装編です
マスキング塗装とは、塗り分けたい部分、保護したい部分を覆い隠す(マスクする)塗装法です
今回は基本となる塗り分けのためのマスキングを行います
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今回のアイテム一覧


基本となるマスキング

ではさっそく実践へ
00 マスキング 基本1
こちらのクリアパーツを塗り分けます
クリア部分は事前にクリアブルーで塗装しています
00 マスキング 基本2
保護したい部分を、マスキングテープの端を利用して直線的に塗り分けます

[参考]マスキングテープについて
マスキングテープとは、剥がしたときにノリの残りにくい、剥がすことを前提としたテープです
「マスキングテープの端には微妙な“よれ”があるので、事前にカットして使う方がいい」ともいわれますが
ケース入りのマスキングテープを利用して、きちんと保存していれば特に問題なく使えます
ケース入りのものは使い勝手がよく、様々な場面で活躍します(詰め替え用もあります)


00 マスキング 基本3
パーツに対して垂直にハサミを入れます。パーツギリギリまでハサミを近付けると手っ取り早いです

[参考]デカールバサミ
ハサミは、フッ素加工されノリの付きにくい、タミヤのデカールバサミを使用しています
ハサミにしちゃあ高いんですが…、「ノリが付かないことでこれほど扱いがいいものか」と
“あると便利、ないと不便”の定番アイテムだと思います


00 マスキング 基本400 マスキング 基本5
パーツに対してテープを垂直に切ったことで、追加のテープを使用することなく細かい部分も保護出来ました
逆に、追加で貼ったり事前に形に合わせて切ったりすると意外と高度になるので、貼りながら合わせてしまいましょう

00 マスキング 基本800 マスキング 基本9
反対側は、一枚で調整しようとすると面倒なので、適当に処理し、
追加で貼って合わせていきます

00 マスキング 基本10
反対側も同様に。エアブラシで塗装する場合、隙間なくマスキングする方が、楽に塗装できます
塗り分けの境目以外の保護は、紙などを利用したりもします

00 マスキング 基本11
クリアカラーの場合、塗料が浮き出してしまうことがあるので、塗装前にラッカー溶剤で拭き取ってしまいます

00 マスキング 基本12
この後、サーフェイサーから再度塗装していきます
長期間貼ったままにしておくと、めくれてきてしまう場合があるので、保護後はなるべく早く塗装しましょう


デザインナイフによるカッティング

続いてデザインナイフを利用したマスキング
00 マスキング カット1
GNソードの刃の部分を塗り分けていきます

00 マスキング カット2
まずは、双方を覆うようにマスキングテープを貼ります
特に塗り分ける境目の部分は、綿棒やつまようじを利用してしっかりと貼ります

00 マスキング カット3
スジボリに沿って、ナイフを入れていきます
スジボリと同じ要領で、あまり力を入れずに何度か刃を入れ、テープのみを切るようにしましょう
事前のスジボリが結構重要で、「塗り分ける=スジボリする」と考えた方がいいです

00 マスキング カット4
塗装部分のテープを剥がします
切れていることを確認しながら、ゆっくりと剥がしましょう

00 マスキング カット5
振り分ける境目は丁寧に、その他の部分は割と適当にマスキングしています

塗装部分に傷が付いてしまったような場合には、このままヤスリ掛けして傷をなくします
保護部分はそうもいかないので、傷が付かないように注意しましょう

00 マスキング カット6
塗装は特に変わりなく、通常通りに塗装します
細吹きに自信があるような場合には、全面をマスキングする必要はありません

00 マスキング カット7
乾燥時間は1時間ほど、塗料がまだ少し柔らかいうちに剥がすと、境目がきれいになります
あまり一気に剥がそうとせず、塗面に垂直に、丁寧に剥がしましょう


今回の例は、比較的簡単な直線のカッティングでしたが、複雑な部分の塗り分けも多いです↓
00 マスキング 他100 マスキング 他2
ナイフの刃は、出来る限り新しい物を使用しましょう

00 マスキング 他4
また、大判のマスキングテープを貼って、適当にカットしながら進める場合もあります
模型用のカッターマットには、様々な目盛りが付いており、何かと作業の助けになります


はみ出した部分のリタッチ
00 マスキング リタッチ1
塗料がはみ出てしまった場合には、デザインナイフなどで削って、リタッチします

00 マスキング リタッチ2
力をほとんどいれずに、ナイフの先を当てるようにして削っていきます
ヤスリでもいいのですが、個人的に別の部分まで削ってしまいがちなので、ナイフの使用をお勧めします

00 マスキング リタッチ3
リタッチ完了です。削り過ぎに注意しましょう


00 マスキング 他3
今回のマスキング一覧
00ガンダムはキット状態で塗り分けられている方なのですが…
こだわるとどうしてもマスキングが多くなりますね

マスキング塗装の順番は、
「隠蔽力の高い濃い色を後に塗装する」あるいは、
「奥まった部分を先に塗装して、マスキングする」と良いといわれています

今回はフレームのマスキングが多く、隠ぺい力の高いメタリックカラーを後回しにしただけです
塗装効率なども踏まえて、総合的に判断していきましょう


00_p3r_Z.jpg
マスキング塗装編終了です
完成形が見えるとやる気が下がるので、塗装中はあまり仮組みしないのですが…、今回は特別に
エアブラシによる塗装が終了した時点の画像ですね

マスキングには専用のマスキングゾルなどもありますが、
なんだかんだテープのみのマスキングに落ち着きました

本来マスキングは、クリアパーツの塗装後に、サフなどの下地塗装と同時進行で進めていきます
「こんな順番でまとめてもいいものなのか」とも思いますが…
基本製作の弊害みたいなもんです

次回は筆塗りです

参考文献
ノモ研 増補改訂版 (ホビージャパンMOOK 227)(amazonリンク)
カンペキ塗装ガイドDX (電撃ホビーマガジンHOW TOシリーズ)(amazonリンク)
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[ 2011/10/23 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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