00基本製作記「サーフェイサー(工作)編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ダブルオー製作記、基本に戻りまして今回はサーフェイサー(工作)編です
サーフェイサーには主に、
1.塗装面の細かな傷を埋める
2.パーツ表面のチェック
3.下地の隠蔽(プラの透け防止)
4.プラと塗料を結合させる(バインダー効果)
という目的があります。うち、1.2.は工作的、3.4.は塗装的な役割をなします
今回は主に工作的な部分を特集します
00 サフ トップ
今回のサフ工作の画像



概要

サーフェイサー(以下、サフ)の塗装の仕方については色々とあるのですが…
今回は工作的部分を中心に特集するのでまた次回に

合わせ目消しやシャープ化でヤスリ掛けをすると、注意しても細かな傷が残ってしまいがちです
そういった小さな傷はサーフェイサーによって埋める事が出来ます
逆に、細かなディティールも埋めてしまう場合があるので、吹き過ぎには気をつけましょう


自分の場合、基本的には通常のエアブラシ塗装と同じ要領で、
瓶入りのサフ(1000)をラッカーうすめ液で2~3倍に薄めて使用します

では、実例と共に


サーフェイサーを使ったチェック(再加工)

00 サフ チェック100 サフ チェック200 サフ チェック3
傷を埋めると同時に、拡大するとよくわかるのですが、サフのライトグレー色で塗装すると、
スジボリやシャープ化、形状変更の際についた傷や粗が良く見えます
サフにはこうした工作をチェックする意味合いもあります

00 サフ オール
今回の場合、全てのパーツの2、3割ほどに手直しの必要がありました
(多いのか少ないのか…、ちなみに曹操製作の時には全体の5、6割を手直ししました(汗)

再加工
00 サフ ドライブ1
赤マルの黒い瞬間接着剤で延長、シャープ化した部分が、なめらかになっていませんでした
こちらを再加工します

00 サフ ドライブ200 サフ ドライブ3
基本的に先回の工作と同じ様にペーパー→スポンジヤスリで仕上げます
サフは塗装するパテのような物なので、ラッカーパテと同じ様な扱いが出来ます

00 サフ ドライブ4
ある程度、下地の部分が見えるまでヤスリ掛けします

00 サフ ドライブ5
ついでにスジボリ、形状変更でついた傷もヤスリ掛けで処理します

ヤスリ掛け後、再度サフを吹きます
00 サフ ドライブ6
再塗装には缶スプレータイプのサーフェイサーがあると便利です
缶スプレーがあればサフを吹いてチェックしながらの改造も楽にできます
単純に“よく使う塗料なので缶スプレーを持っておく”という感じですね


パテ埋め

基本的には上記のようにそのまま削っていくのですが…
続いてはパテを使う場合
00 サフ パテ1
ゲート処理の際にえぐってしまったためか、赤マルの部分がへこんでしまっていました

00 サフ パテ2
サフ後のパテ埋めにはラッカーパテを使用します
その他のパテや瞬間接着剤では塗面にうまく定着しません

00 サフ パテ3
ラッカーパテは硬化に時間がかかってしまうので、出来るだけそのまま使いたいのですが、
今回は傷が細かいのでラッカー溶剤を使って流動性を高めておきます

00 サフ パテ400 サフ パテ5
パテ全般にいえるのですが、中に詰めるように、少し多めに盛ります
ただしラッカーパテはラッカー溶剤による揮発性のパテなので、
あまり厚く盛ると硬化に時間がかかってしまいます

その他の傷埋めも、パーツに合わせて溶剤で薄めながら進めていきます
00 サフ パテ6
塗装用の乾燥ブースに入れておくことで硬化を促進することができます
ブースに入れても入れない場合でも、硬化時間は1時間以上、できれば3時間くらいは置きます

00 サフ パテ700 サフ パテ8
硬化後、ヤスリ掛けして仕上げます
この後、先ほどと同様に、サフを吹いて再チェックします

…っと、今回ラッカーパテを使用していますが、より短時間で済ませたい場合には、
塗装部分を溶剤で落として、瞬間接着剤を使用した方がより短い時間で済みます
ただし、ラッカーパテの方が手軽で、作業時間そのものは短いです


サフを利用した形状変更

最後はちょこっとおまけのサフを使った形状変更
00 サフ 形状1
プラ板を使って形状変更したGNドライブ基部の装甲部分
形状変更した直後は気にならなかったのですが、色を統一してみるとサイドの六角形が気になったので、
赤マルの部分を長方形になるように再度、形状変更します

00 サフ 形状2
六角形になっていた部分を長方形に
っと、…今度は線が直線的ではなく、丸っこいのが気になってしまいました(汗

00 サフ 形状300 サフ 形状4
直線的になるようにまずはデザインナイフでカンナ掛けします
細かい部分を直線的にするにはカンナ掛けが有効です
…と、細かい部分には有効ですが、逆に広い部分にカンナ掛けするのは難しいです

ですので、
00 サフ 形状500 サフ 形状6
広い面は台紙を使ったヤスリ掛けで仕上げます

ちなみに削りだしたら気泡が見つかったので、そちらは瞬間接着剤+瞬着硬化スプレーで埋めています
硬化スプレーは塗装面に付着しても問題ありません

00_c9_d7.jpg
ようやくサイドがきれいな長方形になりました
サフを吹きながらだと、削った部分がはっきり見えて、やりやすくなります


00 サフ ラスト
サーフェイサー(工作)編、これにて終了です
サフ状態の仮組みってかっこいいですよね…
つい気合い入れてクリアパーツまで仕込んで仮組みしてしまいました

色を統一すると改造、形状変更の効果がはっきりと確認できます
そういった確認のためにも、[改造=サフチェック]だと思っています

割と手直しするパーツは多い方だと思うのですが…
「どうせサフ吹いてチェックするからいいや」くらいの気構えでやっているせいでもありますね
あまり神経質になると工作が進まないので、そのくらいの気構えの方が効率良く進む気がします

次回はサーフェイサー(塗装)編、下地塗装です

参考文献
ノモ研 増補改訂版 (ホビージャパンMOOK 227)(amazonリンク)
カンペキ塗装ガイドDX (電撃ホビーマガジンHOW TOシリーズ)(amazonリンク)
プラモつくろう 第12回 「空山竜司 バンダイ 1/100 MG RX-178ガンダムMk-Ⅱティターンズ(YouTube)
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[ 2011/10/16 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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