PG UNLEASHED ガンダム製作記2「phase1 KPS塗装編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

PGUガンダム、今回はABSに続きましてKPSの塗装です!
KPSとはなんぞや?
そんな所から始める塗装方法の紹介です。

PGUN_s2_.jpg


KPSには普通のプラスチック(PS)と比べて、
・しなりがきき、強度が高い
・ABSと違い溶剤に強い
・柔らかく加工しやすい
という特徴があります。
ちなみにKPSとは「強化(Kyouka)プラスチック」の略でだいたいいいらしい。

上記の点を踏まえて実際に塗装していきます。


1.仮組を控える
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KPSは柔らかく加工しやすいため、白化やキズが目立つこともあります。
仮組みは出来るだけ避け、説明書を確認する程度に留めます。

仮組みにはクリアランスの確認の意味もありますが、最近のガンプラなら大丈夫です(たぶん)。
KPSとラッカーの組み合わせなら塗料の拭き取りも可能なので、後から調整もできます。


2.可動部を保護
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KPS同士で可動するパーツも多いです。
ABSと同じように可動部は保護しておきます。


3.厚塗りを避ける
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KPSはABSほどでもないものの、負荷のかかる部分に使われています。
厚塗りを避けるためサーフェイサーなしで、EXブラック→MCブラックパールと重ねます。

PGUN78_s2_d1.jpg
先回のABSと同じようにMCブラックパールを使っていますが、
ソフビカラーのクリヤーと、ラッカー系のクリアーでは質感が変わります。
今回はそのまま実際の素材感の違いとして仕上げます。


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フレームにメタリックカラーを使うとパリッとディテールを強調するので、好き。

KPSは説明書での表記がなく、普通のPSと同じように「PS」とだけ表記されています。
ですので、KPSかどうかは独特のつや消しっぽい質感や手触りで判断してます。
心なし塗料の食いつきも良いので、「とりあえずサフなしで塗装しときゃいいんだよ」ってのが、
KPSの基本的な塗装方法です。

PGUNガンダム製作、次回
ハンドパーツ表面処理

「君は生き延びる事が出来るか?」

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[ 2021/04/09 21:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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