楽しい実験「蛍光カラーの発色実験1」 このエントリーをはてなブックマークに追加

さーて今回の楽しい実験は、蛍光カラーの発色実験です。
「蛍光カラーは繊細な色」。その意識はあるのですが、何がどう影響するのかははっきりしない…
ということで下地について、またブラックライト下での発光についても実験していきます。

fluo1_.jpg


使用するカラー
M.r.カラー蛍光ピンク
ガイアカラー蛍光ピンク
下地用白=ガイアカラー EXホワイト
下地用黒=ガイアカラー EXブラック
使用するカラーは上記の通り。
塗料によって性質は異なると思いますが、今回はこのカラーを例に実験していきます。
また、塗装サンプルには100円ショップのプラスプーンを使います。
使用するライトは白色の蛍光灯と、蛍光灯タイプのブラックライト。
カメラ設定などでも見え方は変わりますが、目で見た印象に近い設定にしています。

下地の違いによる発色実験

まずは下地を変えながら蛍光色の発色を見ていきます。

Mr.カラー蛍光ピンク
白色蛍光灯

fluo1_a1.jpg
左:白下地 右:黒下地
左の白下地はきれいなピンク色になっていますが、黒下地では茶色のような色に。
この色味は色をさらに重ねても変わりません。

ブラックライト
fluo1_a2.jpg
左:白下地 右:黒下地
ブラックライト下でも白下地の方が強く発光します。
白に比べると弱いとはいえ、黒でもしっかりと発光しています。


ガイアカラー蛍光ピンク
続いて蛍光色を変えてガイアカラーを使用。
ガイアカラーの蛍光色はMr.カラーと違ってクリアカラーとなっています。

白色蛍光灯
fluo1_b1.jpg
左:白下地 右:黒下地
ガイアカラーでも白下地の方がきれいに発色します。
黒下地の方が茶色っぽいのもMr.カラーと同じ傾向。

ブラックライト
fluo1_b2.jpg
左:白下地 右:黒下地
ここでの発光もやはり白下地の方が強い。
ガイアカラーはクリアカラーなので傷や色ムラが目立つのも特徴。
白より黒の方がより目立つのも気になる点。


Mr.カラーガイアカラー比較
上記を踏まえまして、Mr.カラーとガイアカラーで比較。
白下地
白色蛍光灯

fluo1_c1.jpg
左:Mr.カラー 右:ガイアカラー
つやの違いはありますが、やはり色味は近い。

ブラックライト
fluo1_c2.jpg
左:Mr.カラー 右:ガイアカラー
同条件下でMr.カラーの方が強く発光する。

黒下地
白色蛍光灯

fluo1_d1.jpg
左:Mr.カラー 右:ガイアカラー
改めて色味が近いことを確認。

ブラックライト
fluo1_d2.jpg
左:Mr.カラー 右:ガイアカラー
白下地と同様、Mr.カラーの方が発光する。

考察
改めて蛍光色の発色が下地の影響を受けやすいことを確認する結果になりました。
また、クリアカラー系であるガイアカラーの方が下地の影響を大きく受けています。
発色においては白下地と黒下地では全く別の色になっていますが、
ブラックライト下での発光においては光の強弱こそあれど同じ色で発光しています。


クリアパーツ下地

続いて塗装サンプルを透明なプラスプーンに変えて、下地なして蛍光カラーを塗装します。

白色蛍光灯
fluo1_e1.jpg
左:ガイアカラー 右:Mr.カラー
下地なしで比較すると、透明不透明というよりもはや別の色のように。

ブラックライト
fluo1_e2.jpg
左:ガイアカラー 右:Mr.カラー
白色蛍光灯では見えにくかった塗装ムラや汚れが目立つようになりました。

fluo1_e3.jpgfluo1_e4.jpg
また、背景が白だと色が変わります。
黒背景だと目立っていたガイアカラーの色ムラも目立たなくなっています。

考察
クリアパーツの場合、下地の影響というより背景の影響を受けます。
色ムラからクリアカラー塗装の難しさを再確認しましたが、背景で誤魔化せることも確認。


追加実験・蛍光カラーの重ね塗り

続いてちょっとした追加実験。
M.rカラー→ガイアカラーと重ね塗りした場合について。
こちらでは透明スプーンに下地として白を塗装し、各種蛍光カラーを塗装します。

fluo1_f1.jpgfluo1_f2.jpg
左からガイアカラー、Mr.カラー、Mr.カラー→ガイアカラー
(白の塗装からあまり時間をおかなかったため、Mr.カラーにフラックが発生しています。)
わかりにくいですが、重ね塗りした方が発光が強くなっています。
とはいえ、色味もやや変化し、それほど劇的に変化するほどでもない差。



蛍光カラーについてでした。
発色については「とりあえず白くしときゃいい」というのは体感してましたが、
ブラックライトでの発光については結果論的にしか見ていませんでした。
白地が黒でもきちんと発光するのは収穫でないかと思います。

「蛍光カラー」と一口に言っても蛍光グリーンや蛍光イエローなどでも違いがありそうです。
今回は蛍光ピンクでの効果を確認できました。
またカラーを変えての実験もしてみたいです。
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[ 2020/12/23 00:00 ] 楽しい実験シリーズ | TB(0) | CM(0)

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