PGフェネクス製作記「デカール編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

今回のPGフェネクス製作はデカールです。
フェネクスのようなメッキキットのデカールにはいくつか注意しなければいけない点があります。
今回はメッキパーツの注意点を踏まえながらデカールの基本について紹介していきます。

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まずは念のためパーツの汚れを落とします。
キッチンペーパーなどでやさしく水拭き。

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デカールは1枚ごとに切り離すのが基本です。
台紙についてる番号はバラバラになるので切り取っておきましょう。

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水面に浮かべるようにデカールを置きます。
紙底に水をつけたら適当な平面に置いて、ノリがふやけるのを待ちます。

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水が浸透してノリ面がテカテカになったらデカールが動く合図。
この状態になればデカールをパーツに貼ることが出来ます
心配なら台紙の上で動くか確認してみましょう。

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平台に置いておけばデカールが流れてしまうことはないので、
ばばーっとまとめて置いておけば効率よく進みます。
とはいえ、どのデカールかわかりにくくなるのでほどほどに。

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パーツに貼る前に紙底の水をペーパーで吸います。
軽くポンと置くだけでOKです。

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大体の位置に台紙を置いて、デカールを動かします。
シールの様に台紙からペロッと剥がして貼るやり方もありますが、
ノリがつきにくくなるので、基本はこっち。

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半分くらいパーツに乗ったら台紙を引き抜きます。
この時点までデカールの位置は大体でいいです。

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爪楊枝で動かして位置決めします。
動きにくければデカールとパーツの間に水を含ませるなどして調整します。
このスライドで微調整できるのが水転写デカールのメリットの一つ。

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ちなみにここで使っている爪楊枝は先端を切ってシャープにしたうえで、
水でふやかしてデカールを傷つけないようにしています。
今回の様な塗装済みパーツも傷つけにくくなるのでお勧めのツール。

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位置決めしてこんな感じ。

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続いてパーツとデカールの間の水分をとって、定着させます。
綿棒で擦るのではなく、デカールの上でローラーの様に転がすイメージ。

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丁寧にやると画像の様に水がむにゅっと出てきます。
こんな感じで水分を押し出すのが目安。

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左右がある場合、パーツを見比べながら調整していきます。

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今回の様なメッキパーツや、光沢塗装などの場合、
デカールのノリがちょっと目立ってしまいます。
こちらはデカールの定着、乾燥を待って対処していきます。

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デカールの乾燥後に、水を含ませたスポンジでノリを拭き取ります。
強くこするのではなく、水で洗い流すように拭きます。

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残った水はペーパーで拭き取ります。
ここでもこすったりせずに、水分を取る感じ。

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仕上がりは画像の通りです。

[参考]マークソフター、マークセッターについて
デカール用のツールとして、定着させるマークセッターと密着させるマークソフターというものがあります。
こちらの2種に含まれる軟化剤は、塗装を溶かしてしまうことがあるので今回は使用していません。

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こちらはフェネクスにセッターとソフターを使用し、メッキパーツのクリアカラーが溶け出した例。
赤丸の溶け出し以外にも所々、水垢のような白斑が出来てしまっています。
こちらもカラーの溶け出しが原因で、デカールのノリと違って水では落ちません。
カラーの溶け出しは必ずしも発生するわけではありませんが、
クリアカラーのような繊細な塗装パーツではセッター&ソフターは控えた方が無難です。


続いてちょっと注意が必要な大判デカールについて。
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まずは同じようにパーツを拭いておきます。
大判だと中に埃が入ると厄介なので、張る前のチェックも大事になります。

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ここでも爪楊枝でスライドさせますが、大判だと面が大きいので指でもOK。
同じ様に水を入れ込みながら位置決めしていきます。

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先ほどまでの小デカールと違って、大判だと一度に水を抜くことが出来ません。
一行ずつローラーをかけるようなイメージで、真ん中から外に水を出していきます。

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角に巻き込むような場合、先に大きい面を位置決めしてから小さい面を水抜きするとずれにくいです。

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モールドのような定着しにくい部分では軽く押さえながらドライヤーの熱で定着させます。
画像で使っているのはエアブラシ用のニードル。

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定着が甘いようであれば、モールドに沿って切り込みを入れて、
再度、綿棒などでピンポイントで押さえながらドライヤーで定着させます。
温めた濡れ布巾などでもいいのですが、温度維持が難しいのでドライヤーが個人的には楽。

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周りの小デカールも貼り進めて、仕上がりは画像の通りです。
大判だと水をさらに広範囲に使うので、乾燥後のふき取りも忘れずに。
パーツを単純に乾燥させるためにもドライヤーはお勧めのツール。

メッキパーツはセッターソフターが使えないので、デカールの基本がより大事になります。
基本さえ押さえておけば光沢処理されてる分きっちり定着します。

PGフェネクスも大詰め、間もなく完成です!

PGフェネクス製作
episode12
可動円滑化


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[ 2020/09/14 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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