PGフェネクス製作記「メタルパーツ編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

PGフェネクス製作記、今回は塗装後もできるディテールアップ第一弾、
メタルパーツを使ってディテールアップをしていきます。
前回記載したようにメッキパーツは塗装済みパーツのような性質で、
その性質からディテールアップにも難儀します。
ここではメッキに限らず塗装後にもできるメタルパーツを使ったディテールアップを紹介していきます。

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つぶし玉
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まず使うのがこちらの「つぶし玉」。
つぶし玉は簡単にいうとメタルビーズにクロムメッキ(金は金メッキ)がされたもの。
手芸屋さんで購入。

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バーニアを接続するこの部分に設置します。
ゲートがあったので平面にならしています。

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使うのはセメダインのハイグレード模型用接着剤。
ノズルから直接だと量の調整が利きずらいので、
一度シリコンマットに出してから調整します。

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ペタッと接着
使用しているのは1.5mmのつぶし玉。

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ただ着けただけですが、バーニアノズルの完成です。
ハイグレード模型用接着剤の接着力は横から触ると簡単に取れるほど弱いのですが、
透明度が高く塗料を溶かすこともないので、こういった奥まった安全な部分には最適です。

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本体バーニアにももちろん使用。


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パーツとの一体感と強度が欲しい時にはが穴あけして埋め込みます。
まずはアタリづけから。

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この「アタリ」が重要で、きちんと中心がとれるように調整します。

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0.5mm→1.0m→1.5mmと、中心を確認しながら穴を大きくしていきます。

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開口した穴に1.5mmつぶし玉をはめ込みます。
1.5mm穴と1.5mmパーツでは微妙にずれがあるので、ここでも接着剤は必須です。

PGPH_s8_b8.jpgPGPH_s8_b9.jpg
上下左右を見比べながら、同じ高さになるように調整して接着。
ハイグレード模型用接着剤の硬化にはゆとりがあるので、このような調整も効きます。


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ちょっと荒業ですが、パーツによっては削って差し替えます。
ピンバイスで中心に溝を掘り、ノミで削って仕上げます。

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だいたい平面になったらつぶし玉を接着。
塗装後に完全な平面にするのは難しいので、画像のような奥まった部分ならではの設置法。


Tピン
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続いて使用するのはこちらの「Tピン」。
こちらも手芸屋さんで購入。

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軸径0.5mmx軸長25mmのこちらのTピンを使います。
頭の丸いT部分の直径は1.6mm(手計測)。

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ピンの部分はいらないので根元から切り取ります。

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Tピンには根元から軸を切り取っても少し膨らみがあります。
続いてはこちらを設置するためののりしろを作ります。

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つぶし玉と同じようにまずはアタリづけ。
このアタリはつぶし玉と違って多少ずれてもOK。

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0.5mm→1.0mmと溝を大きくしていきます
裏面を傷つけないよう貫通させずに、“溝”でとどめます。

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出来た溝に接着剤を着けます。
ここでも使用するのはもちろんセメダインハイグレード模型用。

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爪楊枝で位置を微調整して、押し当てて固定します。
軸ピンが0.5mmで溝が1.0mmなので、中心をとれなくてもある程度の調整が利きます。

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仕上がりは画像の通り。


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設置の際にはみ出した接着剤はエナメル溶剤で拭き取れます。

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エナメルで湿らせた綿棒で拭きとって画像の通り
スミイレと同じ要領です。



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Tピンの設置は接着剤なしでもできます。
まずは軸ピンの通る0.5mmの穴あけ。
穴あけが必要になるので裏面が見えない部分限定。

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軸を少し残して釘のような形にTピンを切り出します。

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位置を合わせて爪楊枝で押し込んで設置。
塗装を傷つけないよう、力加減に注意します。

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軸が長くしっかりと差し込まれているので接着剤は必要ありません。
ずれのないど真ん中の穴あけが要求されるので加工難度としては高め。
ただし失敗しても1mmに拡大して接着剤で調整すればいいのでリスクは低め。


メッキパイプ
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続いてちょっと特殊例のパイプパーツ。
直径1.5mmのメッキパイプの長さを測って切断します。
まずはナイフでアタリづけ。

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3.5mmのところにアタリを付けます。

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アタリに沿ってニッパーを使って、回しながらゆっくり切り取ります

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パイプのへこみを最小限にして切断できました。

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断面には荒れがあるのでヤスリで整えます。

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仕上がりは画像の通り。
丁度半分だったので両方のパーツを使います。

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パーツの溝に設置。
接着はもちろんセメダインハイグレード。


その他
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メタルパーツと似たような接着剤を使った設置になるのがこちらのジュエルパーツ。
シルバークリア系のジュエルパーツを使ってビーム発振部分に使っています。


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設置パーツ一覧。
以前のユニコーン製作では塗装前にプラパーツで加工していきましたが、今回は塗装後に設置。
追加ディテールの分量にほぼ差はありませんが、こちらの方が短時間で出来ます。

今回はメッキパーツに合わせてメタルパーツを使いましたが、
プラパーツを使って自作しても同じように接着剤で着けていくことが出来ます。
セメダインハイグレードは塗装後の加工にかなりおすすめのツールです。

PGフェネクス製作記
episode9
ラピーテープ



[ツールレビューぷち]シンワ「ケガキ針 ペンシル型」

設置のアタリづけに使用しているのはこちらのシンワのペンシル型ケガキ針。
アタリづけには先がとがっていれば画鋲(押しピン)でもなんでもいいのですが、お勧めはこのペンシル型。
ボールペンの様にノックで針を出し入れでき、使い慣れたペン型で取り回しに優れます。
タングステン使用で硬度も高く、見た目に反して保持も安定。
あると便利なケガキ針です。
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[ 2019/10/07 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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