ティエレン製作記:土台編 このエントリーをはてなブックマークに追加

鉄人製作のおまけ、「土台編」です
鉄人と並行してこんなのも作ってました
せっかくなので製作法をここで紹介
鉄人 軽装 土台2
鉄人、現場に立つ
(もう三度目や…)



今回、贈呈用っということでキットの箱を利用して土台を製作
鉄道模型や建築模型の製作法を参考にはしていますが、かなり独特な作りですのでさらっと紹介

では、数が多いのでさっそく…
まずは小物類から
鉄人 工作 旗1鉄人 工作 旗2
何かと活躍した旗から
タミヤの3mmパイプに旗を接続するための溝を彫ります

ダイモテープをガイドに0.5mmのタガネでガリガリいきます
保持用のグリップにも同様に彫り込んでいきます

鉄人 工作 旗3鉄人 工作 旗5
0.5mmのプラ板を差し込んで→補強します

鉄人 工作 旗4
補強にはプラリペアを使用しています
このプラリペアってやつは…大雑把にいうと、
溶着と化学変化の両方の側面を持ち、プラと同化するというすさまじい素材なのですが…
まだ使いこなせていないので、紹介はこんなもんで

鉄人 工作 旗6
成形して、鉄人に持たせました
内部に2mmのプラ棒を仕込んで接続、その他いろんなところに仕込んで補強

続いて、看板
鉄人 土台 看板1
0.5mmのプラ板を切り出し

鉄人 土台 看板2
0.5mmの角棒で外枠を作る

鉄人 土台 看板3
0.5mm角棒の上から1mmの角棒を接着し、溝をつくる

鉄人 土台 看板4
0.3mmのプラ板を切り出し、サイズを調整

…っと、看板スライド機構の完成です

0.3mmのプラ板を使用したのはクリアランスを考えてと、さすがに0.5mmのプラ板を差し込む精度は不可能、ということで

鉄人 工作 看板5鉄人 工作 看板6
微妙にデザインを考えながら3mmの角棒を使い、補強もかねて足を作ります

この看板スライド機構、全く紹介ページには生かされておりません(笑)

では土台製作へ…
鉄人 工作 箱1
箱を開きます

ガンプラ…に限らず多くの箱に使われているノリは、熱で溶けます
ドライヤーやアイロンで温めることできれいに開くことが出来ます
(ちなみにつくる人はやかんの底でやりました(笑)
箱をきれいに保存したいコレクターの方など参考にしてみてください

鉄人 工作 箱2
箱を反対に折り曲げ再接着
再接着もノリを温めることで可能です

鉄人 工作 箱3
ちなみに裏から見るとこんな感じ
外装を傷つけることなく出来ました

次にその上に貼るプラ板部分…
鉄人 工作 道1
0.3mmのプラ板を箱のサイズに合わせて(少し小さめに)切り出します

0.3mmのプラ板を使用したのは単に余ってたからです(汗
強度を考えると0.5mm以上のプラ板を使用した方がいいです

歩道と道路などの境に1mmの角棒を接着
方眼紙などをガイドに、ずれがないように作ります
(今になって考えると歩道部分はもう一段高くするべきでした…)

鉄人 工作 道2
ラッカーパテをラッカー溶剤で、ドロドロとトロトロの中間くらいに溶きます

鉄人 工作 道3鉄人 土台 道4

ヘラでアスファルト部分にペローっと

鉄人 工作 道5鉄人 土台 道6
筆でさらに上からポンポンと

ペローなしでポンポンしてもいいんですが、それだとポンポンが目立ち過ぎてアスファルトっぽくない感じになります
(さっきから擬音ばかりの説明ですみません(汗)

鉄人 工作 道7
ラッカーパテは乾燥が遅いので十分な乾燥時間をおきます
ちなみに乾燥後、思いっきりプラ板が曲がりました(汗)

鉄人 工作 道8鉄人 土台 道9
やすりで表面を少しならします
やすり目は粗目でいいです
ついでにこのとき、境目についたパテを削っておきます

ちなみに先ほどのペローを除いて製作すると、“鋳造装甲”の表現となります

鉄人 工作 道10
ベースグレーを塗装
このベースグレーは、余った塗料を全部混ぜ合わせて作っただけのオリジナルです

鉄人 工作 道11鉄人 工作 道12
道路部分をマスキングして→サフを塗装
道路と歩道の境目の石段ですが、色的にイメージ通りだったのでそのまま採用

鉄人 工作 道13鉄人 工作 道14
車線の白線部分をマスキング塗装します
6mm間隔、細さ2mm並行のマスキングっつーのはさすがにしんどかったです…
(これでもうマスキングは怖くないぜ!(汗)

白線にはベースホワイトを使用しましたが、さすがに濃いグレーの上からだと二度塗りが必要でした

鉄人 工作 道15
車線にベースホワイトを塗装して完成…

鉄人 工作 道16
…のつもりでしたが、色が暗過ぎたのでエナメルブラック+ホワイト(1:1)でスミ入れ塗装

色を間違えただけでしたが、より雰囲気が出たかな?

ちなみにこんなめんどくさいことをしなくても、道路用のシートが販売されています
箱の上に世界を作るような場合じゃない限り、シートの方がおすすめです

続いて、植え込みや現場の作成へ…
鉄人 工作 地面1
幅に合わせて0.3mmプラ板を切り出します
旗を立てるために、現場に5mmプラパイプを接着しています
植え込み部分は貼り合わせのことを考えて、少し分割しています

ちなみにこの時点で木の間隔などは全く考えておりませんが、先に決めてから分割した方がいいです…

鉄人 工作 地面2
地面に茶色を塗装し樹木パーツを設置します
接着には両面テープを使用

この茶色は地面の色をイメージして余っていた塗料で適当に配色

今回、使用した素材がこちら↓
鉄人 工作 地面3
左から、カラーパウダー(ライトグリーン)、草造くん、ラウンドスポンジ(極細目)、カラーパウダーダークブラウン
いずれも、鉄道模型を取り扱うようなお店、理系大学の購買部などで売っています

カラーパウダーは土や芝の表現に、ラウンドスポンジは植え込みの表現に使用します
それを接着するのが草造くんです

草造くんは水で薄めた木工用ボンドのようなもので、筆で塗ることができます
似たような物に、ちょっと硬派な葉造くんもあります

鉄人 工作 地面5
まずは草造くんを筆で全体に塗っていきます

鉄人 工作 地面6鉄人 工作 地面4
次にその上からカラーパウダーを振りまきます
袋から直接まいてもいいのですが、念のため容器にとってスプーンでまきました
少し多めに振りまくのがコツかな?

パウダーである程度、下地は隠れますが、同系色を塗っておいた方がより自然に仕上がります

鉄人 工作 地面8鉄人 工作 地面7
芝の部分も同様に…
下地は茶色ですが、その方がリアルな芝生が表現できる気がします

鉄人 工作 地面9
木の根っこにも上からパウダーを振りまきました

仕上げにラッカーのつや消しクリアーでコートしてあります

リアルな土表現が可能で、ラッカーによるコートも可能なので、ウェザリングなどに使えるのではないでしょうか?
ただし触ると粉が付きます…、完全なコートは難しいですね

続いて植え込み
鉄人 工作 地面11鉄人 工作 地面10
紙コップにラウンドスポンジを入れ、少し水で薄めた草造くんをかけて、全体が白っぽくなるまでかき混ぜます

この濃度、混入具合が曖昧なんですが…
よくなじんでまとまりさえすれば、あとは乾燥時間だけの問題ですので、
自分の扱いやすいまとまり具合になるように調節しましょう

ちなみに草造くんは水溶性ということで、水性ホビーカラー薄め液を使用してみましたが、
ラウンドスポンジの塗料が溶けだしてしまい、えらく乾燥時間が長くなってしまいました(汗
(それでも一応、定着はしました)

鉄人 工作 地面12
30mm×20mmになるように、割り箸で形を整えます

このとき方眼紙を使用していますが、定着後、紙にくっついてえらいことになります(汗
基本的にパウダーの上に直接、植えていった方がいいです
方眼を使いたい場合は、間に透明プラ板などを使いましょう

植え込みの設置には草造くんを使いました
定着後もフワフワした感触があって、扱いやすいのが草造くんの特徴です

鉄人 工作 土台 終了1
両面テープで全パーツを接着、箱に組み立てて終了~…
(木のスケールがおかしいのは気にしちゃいけない(汗)

車は1/100スケールの市販品(色塗っても良かったかな…)
建機は1/150スケールの市販品(今回の参考資料です)
鉄筋はエバーグリーンのH型プラ棒を切り出し、シルバーで塗装
鉄棒はもらいものです(笑)

鉄人 工作 土台 終了2
「エクシア、目標と仕事する」

1/100スケールのティエレンと1/144スケールのエクシアと
大人と子供ですね

作ってても思ったんですけど、個人的に18mの人型ロボットって現実味がなさすぎるんですよね…
1/144スケールを1/100と解釈すると12mなんで、そのくらいがリアリティあるかな?って気がします

土台編、当サイトで一番のボリュームのある記事となってしまいました
ただ人気は一番なさそうだな(汗

塗装と工作が表裏一体でなかなか面白い情景ジオラマ
なんでもつくる“つくる人”らしくて、たまにはこんな記事もいいかな?

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[ 2011/05/09 02:18 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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