ガーベラ・テトラ製作記「デカール仕上げ編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ガーベラ製作記もついに最終回、今回はデカールの研ぎ出しを含めた総仕上げです
デカールの研ぎ出しは初めての試みで、ところどころミスを含みます
今回はそんなフォローも含めた紹介です
最後に組み立てのテクニックもちろっと紹介していきます

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まずはブラシを離し気味に、パーツから20cmくらいの距離を取って顔料を乾燥させながら吹き付けていきます
こちらの工程にはデカールを保護する意味合いがあります

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続いて10cmくらいまで近づけて通常通りにコートしていきます

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30分~1時間程度の乾燥時間を置きながら、3層くらいコートを重ねていきます

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左から3層コート、1層コート、そのままでデカールの状態比較
コートを重ねることで階層を曖昧にし、密着させる効果があります


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コートを重ねていくと画像のようにデカールの境目があいまいになってきます
このくらいになるまでを目安としてコートを重ねます

乾燥時間はじっくり…、できれば完全乾燥まで1週間以上とも1か月くらいともいいますが、
そんなに待てないので今回は3日ほど乾燥させています

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硬化したら1000番~2000番のヤスリで階層をなくしていきます
ヤスリはかるーく、手を当てずに紙の張りを利用する程度です

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ヤスリ掛けをすることでさらに階層がなくなります

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仕上げにクリアーでコートします
そのままつや消しコートして全体を仕上げても良かったのですが、今回はチェックがてらクリアコートしています

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仕上がりは画像の通り
研ぎ出しの効果はあったりなかったり…、コート段階でほとんど目立たなくなるので、研ぐかどうかは自己満足かも


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やや話が前後しますが、研ぎ出しは力加減を間違えると塗装部分を削ってしまいます

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削ってしまった部分は筆塗りでフォローしていきます
シェイド、ウォッシング、ドライブラシなど色を重ねているので、カラーはその都度調色していきます

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塗装するとこんな感じ
とにかく元より目立たないように、あえて“キズっぽく”して演出するのもありです
悲しいかな、この手のフォローはもう慣れたもの
技術不足もありますが研ぎ出しをするとトラブルも増えるので、おすすめは出来ないかも


その他仕上げ
総仕上げに全パーツをコートしていきます
基本的にはつや消しコート、モノアイとサーベル刃は光沢のクリアーでコートしています

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サーベルはでコートしたのち、末端と先端以外をMr.蛍光イエローで塗装、さらにクリアコート、
そこから末端以外をGa蛍光イエローで塗装し、クリアコートして仕上げていきます
2種類の蛍光塗料を使って透明感に差をつけたサーベルに


組み
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個人的にシールは極力使わない方針でしたが、使えるところでは使ってます
奥まった部分には塗装するより無難にきれいに仕上がります
今回は胸部カメラやバックカメラ、ライフルのレンズに使用


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プラ接続、プラ可動部分には、グリスを使うと円滑化と同時に塗装剥げの防止になります
塗装前、塗装後を問わず使える小技です

これにてガーベラ製作も終了

デカールは「アニメにそんなの書いてないじゃん!」ってことで今まで避けていたのですが…
「ここにはこんなこと書いてあるんだろうな」ってのが妄想できてなかなか楽しいです
今回紹介した研ぎ出しまで行わなくても“薄いシール”としてペタペタ張っても良いんじゃないでしょうか

今回のガーベラ製作ではデカールを含めてディテールアップが一つのテーマでした
また、ウォッシングやドライブラシを使って90年代セルアニメの“手塗り感”も意識しています
効果のほどはギャラリーをお楽しみに

「時は移ろい、ガーベラ製作の幕が閉じゆく」
ガーベラテトラ“ディテールマスター”



ツールレビューぷち

最近、「Mr.カラーラピッドうすめ液」というものを使い始めました
フィニッシャーズのピュアシンナーやガイアのメタリックマスターと同種のもので、乾燥の早い溶剤です
やや誇張表現になりますが、「表面を塗装しているうちに裏面が乾燥する」ほどの乾燥スピード
つや消しコートのコツは「薄く吹き付け重ねていく」ということで、溶剤の乾燥の早さからその基本が楽に実行できます
薄く吹き付けないと効果が出にくいので、使用感には個人差があるかもしれません
乾燥を遅らせるリターダー、レベリングうすめ液と合わせて、持っておくと便利な一品です
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[ 2014/11/23 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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