MG「ターンエーガンダム」レビュー このエントリーをはてなブックマークに追加

∀シリーズ11体目のレビュー
今回は「∀ガンダム」より、MG「∀(ターンエー)ガンダム」をレビューします

ディアナカウンター降下時に、“ホワイトドール”として祀られていた神像から突如出現したMS、
偶然その場に居合わせた「ロラン・セアック」が搭乗することとなり、ミリシャの戦力として組み込まれる。
後に、“月光蝶”というシステムによって古代の歴史を“黒歴史”として埋葬した機体であることが判明するも、
黒歴史を繰り返さないために、同じく月光蝶を持つターンXと戦うこととなる。


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パーツ数成型色製作時間
MG∀ガンダム2557色7時間半

可動は全てABSでポリキャップはなく、パチンパチンとはめ込む仕組みになっています
保持はしっかりしていてポージングの安定感はあるものの、ところどころ壊れそうなほど硬いです
白と黒の4つのランナー、パーツ数にして124パーツがABS製です
[参考]ABSパーツ
ABSパーツとは「ABS部分への塗装は破損する恐れがありますので、塗装はお勧めできません。」
と説明書にと明記されているパーツで、全塗装時のちょっとした障害になるパーツです
個人的な経験では、可動部やスナップフィットの結合部などをきちんと保護しておけば、塗装は可能です


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∀のキットは全てヒゲへのこだわりが感じられ、MGも例外ではありません
ヒゲは別ランナーで成型され、ゲートは組んだら見えなくなる部分に1つあるだけです

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シールは薄手で、裏面(粘着面)がメタリックになっています
それを利用してクリアパーツのアイパーツ裏にシールを貼り、反射させて目を光らせます
素直に「なるほど!」と感心した組み立て法

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デカールはMGならではのドライデカール
シールはアイパーツ裏の他に腰のサイドアーマーの黒部分用のものが付属
レビューではデカールなしのシールのみ使用して紹介しています

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ハンドパーツは武器保持用の可動指と平手の2種が左右計4個付属
少し足りないような気もしますが、可動指は5指可動で、様々な表情に対応します
ディテールに関してはもはやこれ以上ないほどの出来

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アーマーが上に開いたうえで背部アーマー裏側に回り込むという機構
旧1/100でも再現されていましたが、さらに密度が上がっています
肘には可動中央部のせり出しギミックがあり、可動範囲を広げています
この2つが採用されることで抜刀ポーズが可能になりました

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赤い胴の部分にはひねりがききます
よくある可動ではあるのですが、密度が素晴らしい
また、首には通常は見えない二段の可動域があり、上を向いたり下を向いたりできます

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やたらと正座が良く似合う
足回りの可動はこのポーズが全てを物語っているような気がします

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コクピットキャノピーのクリアパーツにはアンダーゲートが採用され、ゲートが目立たないようになっています
内部にはVRヘッドつきのパイロットが確認できます
可動の都合でグレーのABSパーツが使われています


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胸部マルチパーパスサイロに展開ギミックがあります
展開ギミックを保ったまま胸部のラインを再現したのは見事
ですが、組むのも大変で、このキット最初の工程にして最難度の工程になります

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サイロは取り外しが可能で、ミサイル以外のものを収納することもできます

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下腹部ビームキャノン
こちらにも展開ギミックがあり、ハッチを開くのに連動してキャノンがせり出します
プロポーションと可動を損なわないままこれだけのギミックを仕込めるのは凄まじいです

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背部にもナノマシン散布用ハッチのベーン開閉ギミックがあります

なお、MGお得意の内部フレーム再現は良くも悪くも胸部だけにとどまっています
∀には超未来的な未知の部分も多いので、過度な内部フレーム再現がない事はむしろ評価点といえます


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背中にはアクションベース対応用の接続パーツがあります
やや高い位置に固定することになるので、地面との距離はギリギリというか丁度というか


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コアファイターは変形ギミックが完全再現されています
キャノピーは接続穴なしで可動を再現


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1/100スケールのパイロットスーツロランと“牛”が付属します
「ローラの牛」からでしょうが、「出来れば“豚”も欲しかった」というのは贅沢か

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どちらもサイロにすっぽりと収まります
劇中ではミサイル発射口に入っていましたが、この辺のスケール感の違いはご愛嬌


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ビームライフル装備
様々なギミックを携えながら密度の高い仕上がりになっています

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最大出力
後部グリップには接続して保持する部分がないので、両手で支えることになりますが、
各部の可動がいいので様々なポージングが可能です

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後部グリップには横にして収納、引き出して縦にすることでロックがかかるという細かいギミックが仕込まれています

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前方のグリップにも収納時にはカバーをして隠すという細かい仕様
地味なギミックですが、あると嬉しい楽しいギミック


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ビームサーベルはもちろん2本付属
∀らしい細くまっすぐ伸びたサーベル刃になっています

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ハンドパーツとの接続の都合で、サーベルは斜め前方向に角度のついた保持になります


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シールド装備

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シールドは内部のスパイン(梯子状のフレーム)により保持部分が上下に可動します

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保持部分を上一杯にあげることで、シールドを前に出すようなポーズが可能
シールド1つ取っても芸が細かいです


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ガンダムハンマー装備
汎用タイプのGハンマーで特にブースターなどのディテールはなし

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MGガンダムver.1.5から拝借してダブルハンマー
劇中3回しか登場してない(うちダブルハンマーは1回、もう1回はカプルが使用)、なのに印象に残していくのはさすが


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装備は背中にマウントできます
マウントギミックはミード氏の画稿にないアニメオリジナルギミックともいえるものですが、
MGでは自然な形で接続部分が隠され、違和感のない仕上がりになっています

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旧1/100との比較
ヒゲの形状などは旧キットの方がアニメに近い部分もおあるので、ミキシングしても面白そうです

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MG∀のレビューでした

理にかなっているもののモデル化しにくいギミックを見事に形にしています
1パーツ1パーツどこをとっても特徴的な∀ですが、1パーツ1パーツどこをとっても素晴らしい出来映え
MGナンバリング100の冠は伊達ではなく、ガンプラ史に残る傑作キットです



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[ 2014/05/31 00:00 ] キットレビュー | TB(0) | CM(0)

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