ダウ化工「スタイロフォーム」レビュー このエントリーをはてなブックマークに追加

今回のツールレビューはスタイロフォームの紹介です

本来の用途としては建築用の断熱材ですが、その耐久性や切削性から模型用にも利用できます
もちろん当ブログでは模型用途に限って紹介していきます

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仕様

スタイロフォームは発泡スチロールの一種で、より丈夫な素材です

一般的な発泡スチロールとの違い
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一般的な発泡スチロールの断面にはビーズとよばれるポリスチレンの粒があります
このためビーズから欠けやすく切削にやや不向きです

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スタイロフォームの表面にはざらつきがあります
このためその板のまま使おうとすると削りカスのようなものが落ちることがあります

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カッターナイフで切った断面にはざらつきがありません
ざらつきはフォーム押し出しによる仕様の様です


切削
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切り出しはカッターナイフやのこぎりなどで簡単に切れます
厚みがあるので刃が大きめのものの方が良いでしょう

塗装
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マスキングしてサーフェイサーを吹いてみたところ
ラッカーなど模型用塗料による塗装が可能です

注意点
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画像はタミヤセメント(プラセメント)を塗って合わせてみたもの
プラセメントを使うとスタイロフォームが溶けてしまいます

プラスチックを溶かす性質をもったものはフォームを溶かします
発泡スチロールはプラスチックが膨らんだようなもので、
わずかでもプラを溶かす性質があるとその影響が大きく出ます

接着の際には木工用のボンドなどを使うとしっかりとくっつきます

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ポリパテやラッカーパテを使っても表面を溶かしてしまいます
ただし、溶かしながらでも硬化するので、溶けてしまうことを前提とすればパテによる表面処理も可能です


使用例

塗装台
00 エアブラシ 他4(00基本製作記「エアブラシ編」より)
スタイロフォームは塗装台としてよく使っています

ではその作り方を紹介
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前述のようにフォームの表面にはざらつきがあり、粉が落ちることがあります
画像のようにガムテープを貼ってみると削りかすのようなものが付きます
このままでも使えないことはないのですが、塗装時にゴミは避けたいので落としておきます

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表面をやすり掛けしてならします
傷がつきにくいように円筒状の物に貼り付けて表面を処理しています

表面を整えた後、削りかすを水で洗い流して仕上げます
スタイロフォームは水をほとんど吸収しないので、水洗いしても割とすぐに乾きます

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やすり掛け前後の比較
毛羽立ちが抑えられました

gnx_p1_ba.jpg(ジンクス製作「下地塗装編」より)
スタイロフォームの売りはその丈夫さにあります
画像のように穴だらけになってもまだまだ使えます



スタイロフォームは軽さや切削のしやすさからジオラマ作成にも使えます
本当はスタイロフォームを利用したジオラマ作成まで紹介したいのですが、試したことがないので記述だけ
塗装土台はせっかく作ったのでここで紹介

いつかジオラマも作りたいとは考えています
出来たらまた紹介します


自分はホームセンターで買った建材用のでかいやつを切り出して使っています
amazonでは値段と大きさの違うものがいくつかあって、よくわからないのでいくつか掲載しておきます
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[ 2014/04/07 00:00 ] ツールレビュー | TB(0) | CM(0)

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