魔星大将軍製作「エナメルスミ入れ編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

魔星(マスター)製作、今回はエナメル塗料を使ったスミ入れ
號斗丸(ゴッドマル)のスミ入れが全てブラックで行われているので、魔星も全てブラックでスミ入れします
基本製作のスミ入れ編では下地ごとに色分けしましたが、今回はテクニックと効果を中心に紹介

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エナメルカラーの特性は前回もおさらいしましたが、今回も一応おさらい

エナメルは塗料の伸びが良くラッカー塗料を溶かすようなことがないので、基本塗装後の上塗りに適しています
また、上塗り後の拭き取りも可能です
ただし、エナメル溶剤はプラを侵食してもろくしてしまう特性があるため、ラッカー塗装で保護する必要があります
また、下地をつや消しで塗装していた場合、つや消しの性質上、塗料の伸びが悪くなり、
拭き取りもしにくくなるので、塗装後であってもクリアコートした方がいい場合もあります

では、本編
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スミ入れ用のエナメルカラーは5倍くらいに薄めます
感覚的には墨汁くらいです(以後、こちらの塗料を“墨”とします)
とはいうものの多少濃くても伸びるには伸びます
筆によく染み込むような、自分の使いやすい濃度に調整しましょう
筆は塗料の含みが良い細めの面相筆がおすすめです

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スミ入れは塗料を含ませた筆をモールドにちょんと当てることで行います
画像のように一か所に当てることで塗料が溝にスーッと伸びていきます
この時少しだけ気を付けなけれいけないのが溝に入ってしまった“ホコリ”です
埃があると墨を流した際にそこでせき止めてしまうので、モールドを爪楊枝などでなぞっておくと気持ちよく伸びます

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リベットのような溝のない部分にも塗っておきます
こちらは“塗る”ようなイメージです

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墨を流した直後はこんな感じ
基本的にちょんちょんと当てていきます


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墨を流していると、角に塗料がたまってしまうことがあります
このまま乾燥すると汚れたようになってしまうので、乾く前に拭き取っておきます

乾燥後、拭き取り作業に入ります
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フラットカラーを使った場合、乾燥するとつやのない状態になります
基本的に丸のついた部分をピンポイントに拭き取っていきます
このため塗り広げてしまうとふき取りの手間が増えます

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エナメル塗装の拭き取りと同じように、硬く絞った綿棒で拭き取ります

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スミ入れは筆塗りの拭き取り仕上げと違って細かなコントロールを必要としないのでペーパーを使うことも多いです
こちらも一度溶剤を含ませたうえで固く絞って使います
画像はキムワイプに含ませて、キッチンペーパーで吸い出しているところ

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先ほどリベットのような部分は、頂点を磨くように拭き取ります
この時残る部分をリベットの影として残します

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スミ入れの拭き取りは範囲が広いのでペーパーが便利です
拭き取る量の多さから不用意に汚れてしまうことも多いので、仕上げに軽く全体を拭き取ります

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仕上がりは画像の通り


ここでちょっとした注意点
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墨はつや消しの下地ではにじむように広がります
下地の白はMr.ベースホワイトで、つやとしてはほぼ半光沢くらいです
ですが、溝のような奥まった部分では塗膜がきれいに伸びずにつや消しのような状態になります
そのため画像の様な部分に墨を流すとにじんだようになり、拭き取りも難しくなります
画像のものは溝の影としてそのまま使用します


続いてはそのにじみを利用した方法
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画像の羽のようにディテールはあるものの溝の無いような部分に墨を塗っていきます

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塗った墨をぼかすように拭き取っていきます

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仕上げにペーパーで拭き取ります

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仕上がりは画像の通り
溝の辺りがぼやけて、立体感が強調されました
ややウォッシングに近いですね


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キリッとなった天国途(ヘブンズ)さん
エナメルでのスミ入れのメリットはモールドに応じた太さ(細さ)になる点と、筆塗りらしい表現の広さです

スミ入れは大抵エナメル塗料で行っていますが、実はガンダムマーカーも使っています
次回はそのマーカーを使ったスミ入れです

次回を待て!

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[ 2014/03/24 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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