ガーベラ・テトラ製作記「アームディテール」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ガーベラ製作、12回目となる今回は腕にディテールを追加していきます
腕といっても肩のバーニア、スタビライザーにも手を加えていきます

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まずは腕の関節の接続ダボを削って後ハメ加工しておきます
試行錯誤しながらだったので少し余計な部分も削ってしまっています

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関節のモーター部分にリベットパーツを追加します
こちらのパーツは2.5mmのプラ丸棒に0.5mmの溝を掘ったものを切り出して作成しています
作り方としては以前製作した方法と同じです(以前作ったよりもちょっとうまくなりました)

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二の腕部分には5mm幅に切ったダイモテープを使ってモールドを追加します
(ダイモテープについて詳しくはこちらで)


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以前切り取った肩の装甲部分は再度0.5mm厚のプラバン(2.5mm幅プラ棒)でふさぎます
少し段差ができてしまいましたが、ディテールとしてありだと思うのでそのまま残します


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下腕のアーマー部分、機関砲の銃口は1mm開口しています
パーツを追加しても良かったのですが、クリアランスが限界だったので穴あけだけにとどめています

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アーマーの肘部分は一度平面に削ったうえでプラバンを追加してシャープ化しています
こちらの工程はどっちかというと失敗のフォローなので、もう少し効率のいい方法があったかもしれません


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腕のパイプ部分には元あった凸モールドを削って、凹型のマイナスモールドを追加します
こちらは1.5mmのプラ丸棒を使って製作したものです


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製作した腕パーツを組み合わせると画像の通り
見ての通り変化としてはなかなか地味です


続いて肩アーマー部分
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肩のバーニア部分にモールドを追加していきます
スジボリの基本に従って外側の線からスジ彫りし、それを結ぶようにモールドをつないでいきます
ちなみに上のモールドが8mm長、下のモールドは7mm長の線を引いています

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外側のモールドは0.1幅のモールドですが、内側のモールドは0.2mm幅のモールドを彫ります

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バーニア、噴射口側にもモールドを追加します
円形パーツにはダイモテープが付きにくいのでアルミテープを貼っています

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内部は大型化の際に削っているので、0.5mmプラ丸棒を使って凸モールドを追加します

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プラ棒は多少長めに取り付けて、硬化後に削って調整します


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肩のスタビライザーは後ハメと可動の安定化のため、接続ピンをポリキャップに差し替えています
具体的にはwavePC-03の幅4mmに合わせて関節とスラスター接続ピンを削り、
接続パーツの中心に2mmの接続ピンがくるように接着しています
細かな調整が必要なうえパーツが複雑になるのでお勧めできる加工ではないです

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後部にもともとあるくぼみをピンバイスで少し彫ります
こちらは開口せずに少し彫るだけです

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前方後方のスタビライザー上部分に凹型のマイナスリベットを追加します
リベットの追加についてはこちらで特集しています


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ガーベラテトラ本体に取り付けると画像の通りです

久しぶりの全体像
なかなかメカメカした姿となりましたが、シルエットがゴツゴツしないように心がけました

ガーベラテトラ改造編はおそらくあと2回か3回で終了
気づけば最長編の模様です

「握られた拳、開かれた掌、その矛先はどこを向くのか」
ハンドディテール

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[ 2014/01/05 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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