ガーベラ・テトラ製作記「足裏ディテール」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ガーベラ製作、今回は足裏のディテールアップを行います
主にプラバンを使ったモールドの追加をします

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まずは内部のバーニアを切り取ります
切り取るとはいっても、最初は直線的にアタリをつけるだけです

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アタリに沿ってタガネで彫り込んできます
ナイフや、ケガキ針などの細いものでも削っていけます

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ある程度貫通するまで彫ったら、エッチングソーに切り替えて切っていきます

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ビフォーアフター
方針が定まっていなかったのでロスの少ない切り取り方をしていますが、
バーニアを傷つけない範囲でニッパーでパチパチ切っても問題ないです

断面はやすりできれいに整えておきます

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続いて足裏を一度、平面にします
まずは元あったモールドをナイフで削っていますが、
断面が荒れてしまうので最初からやすりの方が良かったかもしれません
(元々は削ったモールドを再利用する方針だったのでこんなやり方をしています)

足裏の肉抜きはポリパテで埋めて、平面にしておきます


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足裏のデザインは設定画や劇中のメモを参考にしつつ、パーツをなぞったメモにデザインします
デザインが決まったところで必要(と思われる)な部分を測ってメモしておきます

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メモにある溝を鉛筆で下書きします
シャーペンのような細いものだとパテに刺さってしまうことがあるので、鉛筆がベストだと思います

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まずは左右にナイフを入れて、その切れ込みに沿って削っていきます
パーツ保護のために刃が当たりやすい部分はプラテープで保護しています

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仕上げは1mmのタガネで
なければ研いだマイナスドライバーなどで頑張ります

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仕上がりは画像のようになります
細かい傷や気泡は後々、瞬間接着剤などで埋めます

続いてモールドパーツを製作
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0.3mmのプラバンにシャーペンで書き込んでいきます
薄いプラ板であれば下が透けて見えるので、方眼紙などの目盛を参考にしながら書き込みます
2パーツまとめて作ると左右同じ形にしやすいです

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3mmプラバンの切り出しはナイフのみで出来ます
無理に切ろうとすると線が曲がってしまうので、2,3回に分けて刃を入れるときれいに切れます

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定規を当てにくい場合にはダイモテープを使って定規代わりにします
定規に両面テープを貼ってもいけます

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サイズを測ったといっても切り出したパーツにはズレがあります
個人的には切り出した時点で1mm未満のズレであれば上出来です

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パーツを両面テープなどで合わせながら、同じパーツの形を揃えます
調整にはやはりやすりが有効です

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適当なところで実際にパーツに当ててみて、組んだ時のバランスを確認します

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そのままだと“プラ板を貼りつけた感じ”になるので、角を落としてパーツらしくします
ここら辺は好みの問題ですが、ちょっとしたこだわりです
ナイフを使うとパーツが曲がってしまうので、最初からやすりを使います
完成したら裏表が分かりやすいように、表面はマスキングテープで目印をつけています

パーツが完成したら本体に接着していきます
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パーツを接着する部分に少しだけプラセメント(流し込みタイプ)を塗ります
流し込みタイプのプラセメントを使うと作業時間が短くなってしまうので、
塗り合わせタイプを薄く塗るのもありです

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接着剤を塗ったところにパーツを置き、半硬化の状態でパーツを動かしながら位置を決めていきます
配置は全体のバランスを見ながら行います

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接着部分がプラ同士でない場合には瞬間接着剤を使います
瞬間接着剤も強く合わせなければ多少は動かしながら固定することができます

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全体の配置が決まったら隙間からプラセメント流し込んで全体を固定します
プラとパテの部分でも、プラが溶けてある程度はくっつきます
(ただし、プラ同士の部分が半分以上はないと固定は難しいです)

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硬化したら接着剤のはみ出し跡をやすりで削って仕上げます
この時ついでに角を落としたり形を整えたりしています

続いてはちょっとしたこだわりの部分
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足裏にモールドを付けただけだと、いざ接地した時に少し浮いてしまいます
こちらを修正します

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0.5mmのプラバンを元のプラ部分に沿って接着してきます
こちらも要領はモールドパーツの貼り付けと同じです

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少しはみ出すように貼り付けているので、はみ出し部分を削っていきます
結果として延長シャープ化することにもなります

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こちらも角を落としておきます

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仕上がりはこの通り
ぴたりと接地します


続いてはバーニア製作
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まずは内部を開口してきます
元あったモールドをガイドにすると中心がとりやすいです
穴の大きさは2.5mmです

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延長シャープ化のために0.5mmのプラ板を貼りつけます
やり方ははガーベラ製作「腕延長」と同じ要領です

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こちらは腕延長と違って内部もきれいに処理する必要があります
こういう手の入りにくい内側の加工はやすりとピンセットの合わせ技で行います

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仕上がりはこんな感じに

続いて内部の噴射口を作成
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噴射口は2mmのプラ棒に1mmの穴をあけたものを使います
中心の穴あけに失敗したら一度削ってやり直し、気合で中心を取ります
丸モールドやダクトなどの既成パーツを使ってもいいのですが、極力減らす方針で進めます

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開口したら角を落としてそれらしくします
薄くシャープ化するような意味合いもあります

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5mmのプラ角棒を4mmに切り出します(角棒の切り出し法や使用ツールについてはこちらで)
切り出した角棒に2mmの穴をあけ、先ほど作った噴射口を刺しこみます
こちらの穴あけは多少中心からずれても問題ありません

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バーニア本体に当てながら噴射口の出具合を調整し、中心に位置決めをして接着剤で固定します

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5mmの角棒では少しサイズ不足だったので1mm角棒を使って幅増しします

硬化したらバーニアに合わせて円形に形状を整えます

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最終的な形状は画像のようになります
接着は足裏パーツに取り付けるのではなく、その上パーツに固定します
(足首のポリキャップは動かないので問題ありません)
画像では両面テープで固定しているだけで、接着方法はまだ決っていません

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裏面からのぞいたときに内側が見えすぎる部分があったのでプラ板でカバーをします
細かいプラ板は補強です

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製作パーツを組み合わせると画像のようになります

もともと足裏は脚部ディテール全体の中でまとめて紹介するつもりでしたが、
足裏だけの内容がやけに細かくなってしまったので分割することにしました
プラバンを使ったディテールアップの基本としてまとめることができたので参考にしてみてください

「7つの部位をまとめ上げ、地に足をつける」
脚部ディテール

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[ 2013/12/02 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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