ジンクス製作記「下地塗装編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ジンクス製作、今回は実際に色を塗る前の下地について、主にサーフェイサーを使っていきます
サーフェイサーの使い方だけでなく、エアブラシ塗装前の様々な下準備について紹介していきます
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下準備

トップの画像のように、加工が終われば全体のチェックのために仮組みします
今度はサフを塗装しやすい程度にまでばらしていきます
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人によっては組んだままで動かしながら塗装する人もいますが、自分はこの程度までばらしてやります
また、クリアパーツは別にして、クリアーでコートします

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可動部(接続部)が塗装により太くなると組み立てが難しくなるので、事前にマスキングしておきます

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塗装前の下準備として、クロスを使って埃や油をふき取っておきます
本格的な洗浄は乾燥がめんどくさいのでやりません

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見えてしまうポリキャップ部分には、事前にメタルプライマーを塗装しておきます
こうすることで塗装剥げの防止になり、PE素材にも塗装できるようになります

持ち手
続いて持ち手を用意します
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持ち手は事前に多めに用意しておきます
必要に応じてちびちび作っていたものですが、なんだかんだでこの量になりました
クリップのついていない竹串や、鉄砲串も時々使います

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基本的には塗装しない接続部分などをクリップで挟んで持ち手とします

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ポリキャップに竹串を直接差し込むこともあります
竹串にセロテープを巻いて穴の大きさに調整しています

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接続穴に刺しておくと接続の保護と一石二鳥になります
場合によっては綿棒や爪楊枝も使います

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つかむところがないようなパーツは両面テープでくっつけます
左はノリの残りにくい強力両面テープ、右は両面テープの上にマスキングテープを貼っています

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持ち手はスタイロフォームに刺します
見ての通り穴だらけですが、まだまだ使えます
厚みは2cmもあれば十分です


サフ塗装

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薄め具合のチェックには適当なプラ板を使っています
毎回同じものを使いまわしていて、乾燥具合のチェックにも使っています

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塗装は基本的に奥まった部分から先に塗装します
このときエア圧を低めにしておくと、吹き返しを軽減できます

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次に裏側やサイドなどの見えにくい部分を塗装します

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最後に全体を塗装します
意識としては忘れがちなところから塗装するようにします

埃処理
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また、塗装中に埃が付いてしまうこともあります

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そんなときはピンセットを使って取ります
多少、跡が残ってしまっても再度吹き付けることでフォローできます

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再塗装するとこんな感じ
少々厚ぼったくなってしまいましたが、削ってやり直す前にやってみる価値はあります
(とはいえこちらのパーツはやりすぎてしまったので、削ってやり直しています)

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埃取りは気づいたらすぐやるようにします
こういった下地での処理が仕上がりまで響いてきます

乾燥
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乾燥時間は1時間くらいです(サフ後の塗装は1時間から24時間以内すると良いとされています)
乾燥器はおなじみ山善の食器乾燥機、中が広いので長い持ち手も悠々入ります
自分は乾燥器に入れて30分くらいタイマーをかけるようにしています

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乾燥後にばらしてみると、接続されていた部分には塗料が乗らずそのまま残ります
このようにある程度組んだまま塗装することで、塗装しなくていい部分がはっきりします

チェック
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塗装をして色が着くことで、表面処理の段階では気づかなかった“粗”が見えてくることがあります
こういうところは再度削って、傷を埋めてしまいます
(とはいえパーツの色の時には目立たなかったのだから、ある程度そのままで…ということも多々あります)

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再塗装にはよく缶スプレーのサーフェイサーを使います
よく使う塗料はスプレーを用意しておくと、濃度調整→(塗装)→洗浄の手間が省けます
同じ理由で、クリアーも缶スプレーを用意しています

これにて下地塗装は終了です
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…っとここで忘れちゃいけないのがブースの掃除
塗料カスがたまって吸引力が低下すると埃が付きやすくなるような気がするので、
サフ後、塗装後、コート後、と、割と小まめに掃除するようにしています

また、エアブラシの(本格的な)洗浄についてはこちらをご覧ください

サーフェイサーの塗装にかかった時間は1時間くらい
エアブラシとブースの掃除にかかった時間を含むとプラス15分~30分でしょうか

「サーフェイサーって何?」「なんでサーフェイサーを塗装するの?」という方はこちらこちら
「エアブラシって何?」「使うには何が必要なの?」という方はこちら
をそれぞれご覧ください

次回は本塗装に入ります


(蛇足)サーフェイサーは必要か?
記事の最後の最後で製作の根源にかかわる蛇足です
サフの主な目的は1.傷の埋め。2.パーツのチェック。3.下地の隠蔽。4.バインダー効果(塗装剥げ防止)の4つ
そのうち…、1.傷埋めと4.剥げ防止にはいまいち実感がありません
サーフェイサーの傷埋め効果は以前に実験してみましたが、比較してやっとわかる程度です
塗装剥げに関しては、サフを使う使わないにかかわらず、強く擦れば剥げます。重要なのはむしろコートでしょう
また、2.パーツのチェックに関しても、普通に塗装してみてもチェックは可能です
唯一、実感できるものが3.下地の隠蔽です
サフなしで筆塗りしたガンダムW EWシリーズを見てみると、全塗装したにもかかわらず、色が軽いです
塗装そのもの目的にプラスチックの“ちゃちさ”をなくすというものがあります
過去作を見ると黒やシルバーはさほどでもありませんが、白などの明るい色ではプラ感が顕著に出ます
個人的な見解としては、部分塗装などでも必ずサフを吹かなければならないというわけではありませんが、
部分塗装であっても白などの明るい色の場合には塗装する必要がある気がします
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[ 2013/05/31 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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