ジンクス製作記「本組み編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ジンクス製作、仮組みが終了しましてここからは本組みに入ります
仮組みでチェックしたポイントを修正しつつ、塗装前の準備をしていきます
今回は大きな改造はせずにどんなキットを作るときでもやるようなことだけを紹介します
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画像は前回のものを再掲載


合わせ目消し

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まずは合わせ目消しをするパーツとしないパーツに分けます
左側のキットの箱に入っているパーツが合わせ目消しをするパーツ、
右側のキットのふたに入っているパーツが合わせ目消しをしないパーツです

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今回の合わせ目消しパーツ一覧
最近のキットと比べると多い方ですが、ガンプラとしては標準的な量でしょうか

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こちらのヘッドパーツも合わせ目消しをしますが、こちらは事前に後ハメ加工が必要です

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上下のピンをきれいに切り取り、前からはめ込めるようにします
後ハメ加工はこんな風にピンを切る程度ものにしておきましょう
パーツを削ってしまうと、大事な顔が崩れてしまいかねません
(ちなみに前回の基本製作はちょっとダメな例だったと思っています)


合わせ目の埋め
合わせ目消しのやり方はいくつかありますが、今回はいつもやっている瞬間接着を使った方法で行います
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まずは流し込みタイプのプラセメントでパーツを溶着します
瞬間接着剤を使わない溝の方にも流し込んでおきます

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流し込みタイプのプラセメントで接着しても、強く合わせるとむにっと盛り上がります
少し盛り上がる程度には合わせておきましょう

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普通に合わせていて隙間ができてしまうようなときには、クリップなどで挟んでおきます
画像は100ショップで買ったクランプ、パーツを傷つけないようにクッションをつけています

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まずは流し込みによる溶着を全パーツに済ませておきます

続いて瞬間接着剤を塗っていきます
最初にプラセメントで溶着したものから順番に瞬間接着剤を使うと、溶着に十分な乾燥時間になります
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瞬間接着剤による埋め作業ではモールド部分を埋めてしまわないように気を付けます
ちなみにノズルを消耗したくない貧乏性なので先端ノズルは使いません

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瞬間接着剤を塗り終えたら、瞬着硬化スプレーを使って固めてしまいます
シューっと全体に吹くのではなく、各面ごとにシュッっと吹くイメージで吹き付けます
ちなみに匂いが気になるのでブースは稼動しています
瞬着硬化スプレーはなくても大抵5分くらいで硬化しますが、使っておいた方が無難です

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固めてしまったら他のパーツと一緒に箱のふたに入れます
このまままとめて表面処理をします

ちなみにここまでの合わせ目の埋め作業にかかった時間は1時間半ほどです


切削
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合わせ目消し+表面処理で使うやすりはこんなもんです
プラ板の片面に600番、反面に400番と別にしておくことで作業効率を上げています
パッと見でわかるようにマスキングテープを張って番号を書いています

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埋めた瞬間接着剤は割と荒めのやすりで削ってしまいます(画像は240番の耐水ペーパー)
瞬着部分を削り終えたら600番くらいで仕上げます

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ヤスリ掛けしてカスを払ってみると、まだ合わせ目が残っていたりします
こういうときには再度、瞬間接着剤を使って埋めていきます

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傷の辺りにちょんちょんと瞬間接着剤をつけます

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針などの細いものを使って、穴に刺すように瞬間接着剤を塗り広げます
不思議な形をしてますが、画像はただの待ち針です

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再度削ってこんな感じに
瞬間接着剤の良さはこういうフォローのしやすさにもあります

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瞬間接着剤でモールドが埋まってしまった場合には、ナイフを使って復活させます

この他、スジボリは基本的に表面処理の過程でなくなってしまう場合くらいにしかしません
追加はセンスを必要としますし、彫り直しは効果が薄いんで“普通”はしないです

(蛇足)実は塗り合わせでの合わせ目消しの方が早い?
流し込みのプラセメントと瞬間接着剤を使うことで硬化待ちを省略し、合わせ目消しを丸1日でで済ますことができます
ですが塗って合わせるだけの合わせ目消しと違い、合わせて塗って、さらに塗ったうえでスプレーまでします
塗り合わせより切削部分も大きくなってしまい、作業時間は結局増えているような気がします
1日1時間でのんびり作るような場合には塗り合わせで合わせ目消しをして、
瞬間接着剤は埋め損ねた合わせ目のフォローに使う方がいいのかもしれません
とはいえ自分は待つのが苦手なので瞬間接着剤を使う方が好きですね


表面処理
続いて表面処理
表面処理はゲート処理、合わせ目消しとまとめて処理してしまします
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軽くやすり掛けした状態、こういう合わせるパーツは特に細かな凹凸があります
こういう面を表面処理によって凹凸のないシュッとした面に仕上げます

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こういう曲面のパーツでは、ゲート処理とまとめて荒めのヤスリで処理します

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ある程度パーツを合わせてまとめてやすり掛けすることで一体感が出ます
この後600番くらいのヤスリで表面を整えます

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表面処理の仕上げにはタミヤのクロスで拭いています(ティッシュなどで代用は可
パーツを洗ったりはせず、基本的に拭くだけですませます

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仮組みと同じで、表面処理が終わったら組み立てていきます


つづいて地味に難しいクリアパーツ、ビームサーベルのゲート、パーティングラインの処理
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そのままであればさほど目立ちませんが、塗装すると凹凸が強調されていしまいます
塗装するのであればクリアパーツも丁寧に処理しておきます

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丸いパーツはただでさえ処理が難しいのに、サーベルのクリアパーツは柔らかいので荒目での傷が残りやすいです
400番くらいのヤスリから始めて細かく刻んでいきます

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細かく何度もやすり掛けしますが、パーツを曲げてしまうと跡が残っていまうので慎重に

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やや荒めのやすりでパーティングラインが消えたら目を細かくして表面処理を全面にしていきます
表面処理は1000番までやすり掛けして仕上げます

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仕上がりはこんな感じ
少し曇ったような質感になります

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傷埋めとしてクリアーを吹くとこんな感じ
多少曇りは残りますが、このくらいの質感が個人的には好きです
透明感が欲しいときにはここからさらに1500番2000番と仕上げていきます

ここまでの表面処理(+合わせ目消し)に要した時間は5時間くらいです

(蛇足)表面処理は“必要”か
前述のように多くの時間を取られてしまう表面処理、
大きな改造がなければ表面処理に一番時間がかかってしまう、ということもざらです
塗装の前に「絶対に必要か?」と聞かれればそうでもないと自分は考えています
例として過去作のMGシャアザクは合わせ目消しこそしましたが、全体の表面処理はしていません
ですが、パッと見の印象はそれほど見劣りするものではないと思います(ちょっと悲しいのですが)
作業時間に見合った効果があるのかといわれればなかなか微妙です
とはいえ今回のスラスターのように凹凸が目立ってしまうこともあるので、
とりあえずサフを吹いてみて気になった部分は修正する、くらいのスタンスでもいい思います
表面処理は、改造部分とそうでない部分の差をなくすのが主な目的ではないでしょうか


便利ツール
必須ではないんですが、あると便利なツールについて
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最初のやすりでも紹介しましたが、仕上げにはスポンジヤスリが便利です
削りかすが出にくいので、ほこりを払うように仕上げることができます
「水で洗って使いまわせる」といっても、ある程度は消耗品と考えています(寿命は同面積のやすりの倍くらい)

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最近では瞬着部分の切削にモーターツール(ルーター)を使うことも多いです
力加減などにちょっとした慣れが必要ですが、作業効率は確実に上がります(ですがいまだに失敗も多いです)

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モーターツールのビットの中でもかなり便利なのがこのヤスリボールなどのパフです
地味にありがたいのがその回転力で削りかすを吹き飛ばせることです
処理の仕上げを一気に片づけることができます

ちなみに、ヤスリなどでの切削は手作業でも粉じんが飛びます
気管の弱い方はマスクをしておきましょう


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表面処理仕上げ後の比較
質感がマットになってシュッとした感じになります

加工後には試しに組んでみて、パーツのこすれ(削れ)がないかどうかをチェックします
どうしても干渉しがちな部分があれば、パーツ同士を削って解消させます

合わせ目の埋めに要した時間は1時間半ほど
その後の合わせ目消しと表面処理に要した時間は5時間くらい
キット製作からの総製作時間は8時間くらいです

今回とは違う塗り合わせでの合わせ目消しのやり方はこちら
省略したスジボリのやり方はこちら
表面処理について詳しくはこちら
をそれぞれご覧ください

次回からは塗装に入ります



(蛇足)今回しなかったシャープ化、肉抜き埋め、エッジ出しについて
基本製作では行っていたものの、今回はしなかったシャープ化肉抜き埋めエッジ出しですが、
実はエッジ出しについては一部で似たような処理をしています
基本製作のように全面に施したのではなく、角が丸くなってしまったような部分のフォローとして行っています
ちなみに、丸くなるのも味として仕上げたのがダナジン、かっちりエッジを出して仕上げたのがダブルオーです
それぞれ参考にしてみてください
シャープ化についてですが、工作が終わってみて、気が付いたらやっていませんでした
基本的に「やるぞー!」っといってやるものではなく、表面処理の時に気になったらやるという感じですね
延長する際の硬化待ちが面倒だった、というのもあります
肉抜き埋めもシャープ化と同じような理由でしていません
基本的に肉抜き部分は見えにくいところにあるので、“見せない”(見ない)ものとして解決してます
…解決してませんが
また、今回と同じような作り方でブレイヴも作っていたのでよければ参考にしてみてください
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[ 2013/05/04 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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