エヴァ初号機製作「本体(メタリック・蛍光)塗装編」 このエントリーをはてなブックマークに追加

エヴァンゲリオン初号機(序)、今回は本体を塗装します
メインとなるのは濃淡2つの紫、そちらをメタリックカラーの重ね塗りで塗装
メインの紫と、アクセントとなる蛍光色にも少し触れていきます
eva_s2_.jpg
塗装後のバストアップ



※以下、Mr.カラー=Mr.、ガイアカラー=Gaと略
まずはメタリックカラーのお話
メタリックカラーの重ね塗りは曹操の塗装編(本体・調色編天玉鎧・マスキング編)などで使用しましたが、
見直してみるとごちゃごちゃしてわかりにくいので、改めてここで解説
eva_s2_0.jpg
左:GaExシルバー+Mr.色ノ源マゼンタ(1:1)→クリアレッド、右:GaExシルバー→クリアレッド
どちらもクリアレッドを重ね塗りしたカラーですが、左の方は下地に色ノ源マゼンタを混色しています
単純に比較して左の方が濃く、より深い色になります

下地が単色のシルバーでもクリアレッドをさらに重ね塗りすることで濃い色にすることはできますが、
下地のメタリックカラーに混色した方が重ねる回数が少なく、よりメタリック感が残る気がします

「なぜ“色ノ源マゼンタ”なんてものを使うのか?」という点に関しては↓
eva_s2_02.jpg
左:GaExシルバー+Mr.色ノ源マゼンタ(1:1)→クリアレッド
右:Mr.シルバー+Mr.レッド(1:1)→クリアレッド
右の下地に基本色のレッドを混色した方はメタリック感が損なわれ、少しくすんだ様な色合いになってしまいます

基本色のレッドなど通常の塗料は隠ぺい力を高めるために白が混色されていて、
混色した場合には少しくすんだ色合いになってしまいます
シルバーなどのメタリックカラーの場合にはそれが顕著に表れます

色ノ源は白の混色されていない純色で、鮮やかさを損なわない混色が可能です
色の濃いクリアカラーのようなもので、クリアカラーで代用することもできます

ちなみにこの左のカラーはエヴァの赤として使用しています

では本編のエヴァ塗装へ…
eva_s2_a1.jpg
今回はサーフェイサーにMr.ブラックを混色(2:1程度)し、より暗めの下地としています
シルバーは下地を暗くすると輝きを増します(理想はつやありのブラック
ですが色ノ源を混色した場合、その性質から下地を透過しやすくなります
難しく考えると下地と混合比は非常に難しいですね…
もちろん適当に感覚で混色しています

eva_s2_a2.jpg
本体の紫に使用するカラーはこの3色
クリアーパープル=Mr.クリアレッド+Mr.クリアブルー(1:1)
バイオレッド=Mr.色ノ源シアン+Mr.色ノ源マゼンタ+Ga蛍光レッド
この2色のクリアカラーをGaExシルバーに混色、重ね塗りします

では実践、メインの濃い紫から
eva_s2_a3.jpg
まず一層目、GaEXシルバー+バイオレッド(1:1)
この時点では紫の色味はあまりなく、多少色づく程度です

eva_s2_a4.jpg
続いてその上からバイオレッドを上塗り
メタリックカラー、クリアカラーの重ね塗りをすることで凹凸が強調されるというメリットがあります
特にエヴァのような曲面の多いデザインには非常に有効です
ただし、想定のカラーを出すのが難しかったり、塗装していくうちに濃くなりすぎたりするので、
色のイメージを固めたサンプルの作成は必須です

続いて、淡い紫
eva_s2_b1.jpgeva_s2_b2.jpg
一層目、GaExシルバー+クリアパープル(1:1)
紫の色味はほとんどなく、角度のついた部分が色づく程度

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クリアパープルを重ね塗り
重ね塗り後もかなり淡ーい紫です

eva_s2_c1.jpg
濃淡の紫を組んでみるととこんな感じに
単色で見ると何色かわからない微妙な色ですが、組み合わせると似た色で調和した絶妙な色に
この色合わせには苦労しました
(実際に組んでみるまで冷や冷やでしたが…

eva_s2_c2.jpg
そのほかの本体色として、
拘束具などの“機械”である黒には、CCブラック→クリアブラックを塗装
CCブラックはイザナギの塗装の際に余ったものを消化
本体の“肉”である黒にはMr.つや消しブラックで質感を変えています
こちらにはゴム製パーツが塗装できないのでやむを得ず…という事情もあります


続いては蛍光色について
蛍光色とは紫外線を可視光に変える性質をもった塗料で、まぁよく光ります
前置きはさておきその下地が重要で、黒やグレー、シルバーの上からでは十分な発色を得られません
eva_s2_d0.jpg
下地は白、真っ白であればあるほど明るく発色します
さらに高品質な白であればあるほどよりきれいに発色します
我が家にある最高品質の白はMr.GXホワイトなのでこちらを使用

では実践
eva_s2_d1.jpgeva_s2_d2.jpg
前述の通り下地をMr.GXホワイト→スジボリ堂蛍光パウダーグリーン、
2枚目の画像はそこからさらにGa蛍光イエロー+Ga蛍光ブルー(3:1)を塗装
かなりわかりにくいのですが、右の方が濃く、深くなっています
重ねることで暗いところではより暗く、明るいところではより明るい色になります

eva_s2_d3.jpgeva_s2_d4.jpg
黄色の部分はMr.GXホワイト→Mr.蛍光イエロー→Ga.蛍光レッド
本体の紫と対色になる緑(上)がより強調されるように、黄色は赤を足して紫に少し近づけています
ちょっとTV版の色に近いですね

ガイアカラーの蛍光色はクリアータイプで、重ね塗りが可能です
Mr.蛍光→Ga蛍光と重ねることで蛍光色の性質を保ったまま深みを増すことができます

eva_s2_Z.jpg
塗装後のさらし首

設定色のライトブルーが軽く、おもちゃっぽくなっていたのでライトパープルに
イエローが差し色として強すぎる気がしたのでオレンジに…
としていたらTV版に近い色づかいになってしまいました
特に狙ったわけではないのですが、ちょっとおもしろい結果に

現段階では少々、色と色が浮きがち
次回はこれを抑えつつメタリックカラーを強調するハイライト、シャドウを入れていきます

次回
エヴァンゲリオン初号機製作
ハイライト塗装
さぁ~て、この次も、サービス、サービスゥ!


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[ 2013/02/06 00:00 ] 製作記 | TB(0) | CM(0)

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